コミュニケーションは長短ミックスで!

公開日:2014/05/03

更新日:2019/04/09


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

「短い言葉ほど伝わりやすい。
長い話は伝わらない。」

この内容とやり方を、
コミュニケーションのセミナーで、
習ってきた経営者さん。

コミュニケーションが良くなるどころか、
なんと、部下のパートさんから、
避けられる羽目に。

まずは、部下との関係を、
良くする方法を伝授しましたよ。
参照:こじれてしまった関係を戻す方法

続けて、コミュニケーションについて。
(以下、経営者の方を”経”と略します。)

 

上手くいかなかったわけで、、、

降旗:では、次に、
コミュニケーションはどうだったかです。
短い言葉を使ってみてどうでしたか?

経:「いやぁ、参りました。
伝わると思ったんですけど。
こんな事になるなんて、、、(後悔)」

降旗:まぁ、そんなに気を落とさずに。
どの当たりが、
上手くいかなかった原因だと思いますか?

経:「短い言葉で”ダメ”と、
言ったことでしょうね。
セミナー通りになんて、
やらなければ良かったですよ。」

降旗:セミナーの内容が判らないので、
その意見についてはコメントは控えますよ。

経:「それはそうなんですが、、、
教わったとおりにやって、
ダメだったんですから、、、
まぁ、正しくない内容だった、
ってことでしょうね。」

降旗:そうとも限らない、
と思いますよ。

経:「えっ、そうなんですか?
なんか良く、
わからなくなってきました。」

降旗:短い言葉で言うことも、
場合によって必要ですし、
大切だと思います。

経:「えぇっ、
益々判らなくなってきました。」

降旗:今回のようにダメなことを、
良いような悪いような感じで、
グダグダと言っていたら、
どうだったでしょうか?
ダメなことが伝わるでしょうか?

経:「いや、伝わらないでしょう。
だからこそ、
”ダメ”とハッキリ言ったわけですから。」

降旗:そうですよね。
そこなんです。
既に答えの一部を、
ご自身で言っていますよ。

経:「えっ?どう言うことでしょう?」

降旗:グダグダと、
どちらとも付かないような、
ハッキリしない物言いは、
伝わらないわけですよね。

経:「えぇ、そうだと思います。」

降旗:だとしたら、
ハッキリと短く言うことも、
必要ではありませんか?

経:「えっ、えぇ、
それはそうですが、、、
でも、私の場合は、
それで上手くいかなかったわけで、、、」

降旗:そうでしたね。だとすると、、、

 

やっぱり、、、ミックスです!

経:「ハッキリ短く言うけれど、、、
それだけでは、、、足りない?」

降旗:そういう事ですね。
では、何が足りないのでしょう?

経:「うぅっ、、、
ダメな理由の説明、、、でしょうか?」

降旗:ビンゴ!そういう事ですね。

経:「そうかっ!
理由がわからなければ、
”ダメ”と言われても、
相手は納得できないですね。」

降旗:短い言葉だけでは、
足りないって事ですね。

短い言葉を補う説明や、
理由が必要なのですね。

経:「あぁ、そう言うわけですね。」

降旗:短い言葉だけでは伝わらない。
グダグダと長く言っても伝わらない。

短い言葉と長い文言が、
それぞれ役割をもって連携する。
コミュニケーションでは必要です。

経:「長短ミックスする必要が、
あったってことですね。」

降旗:単なるミックスというより、
それぞれに役割がある、
ってことです。

経:「役割ですか、、、」

降旗:ハッキリ伝えるための短い言葉。
理由や意味合いを伝えるための言い方。
主にはこの様な役割でしょうね。

経:「長短、それぞれ役割があって、
それぞれ必要なのですね。」

降旗:短い言葉なら伝わる等という、
簡単な話は、現実では通用しないですよ。

経:「そう言われてみれば、、、
自分で話していても、
短い言葉だけでは、
なんか足りない気持ちがしますね。」

降旗:そうだと思いますよ。
これからはちょっと気にして、
部下と話をしてみてくださいね。

経:「えぇ、気をつけてみます。」

降旗:あとは、できるだけ早く、
あなたを避けているパートの方と、
”話す場”を設けてくださいね。

経:「えっ、えぇ。
そうでしたね。
早速やってみます、、、」

さて、この経営者の方。
その後どうなったでしょうか?

実は、後日、報告の電話を頂きました。

状況は、、、

大変な事になったそうです。
何がどうなったのか、というと、
その中身は、、、

・・・

次のお話で!

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