コミュニケーションを図るポイント

公開日:2014/05/11

更新日:2019/04/25


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

コミュニケーションに関する、
ネットで手に入れたレポートに、
共感したある経営者さん。

良かったと思ったものの、
実践方法にまで、
たどり着いていませんでした。
参照:コミュニケーションの方法がわからない?

お話をしているうちに、
彼も私も、学生時代、
サッカーにのめり込んでいたことが、
わかったんですね。

(以下、経営者の方を”経営”と記します。)

 

サッカーの成績が、、、

降旗:学生時代に、サッカーをやっていたんですか。

経営:「えぇ。もしかして、降旗先生も???」

降旗:そうなんですよ。
毎日、サッカーに明け暮れていましたね。

経営:「そう、そう。同じですね。(笑)」

降旗:チームは強かったですか?

経営:「地区ではそこそこでしたが、
なかなか県レベルでは、
勝ち上がれなくて。」

降旗:全国大会出場とか、
目指していたんですよね。

経営:「強いわけではないので、
簡単なことではないと、
わかってはいましたが、
やはり、一応は目指していましたね。」

降旗:例えば、何かの大会で、
それまでよりかなりの好成績を出したこと、
ありませんでしたか?

経営:「かなりの好成績ですか?」

降旗:先輩がいた時も含めて、
そう3年間の間で、
チームとしてそれまでより、
図抜けた好成績を出した時です。

経営:「そうですねぇ、、、
私が3年のインターハイ予選で、
県大会の準決勝までいきました。
それまでから考えると、
図抜けた成績でしたね。」

降旗:なるほど。
あなたにも経験があった、
ということですね。

経営:「私にも経験があるって、、、
どういうことでしょうか?」

降旗:それまでと違うようになったのは、
きっかけがあったと思います。
ちょっと思い出してくださいね。

経営:「きっかけですか???」

降旗:チームのメンバーが、
インターハイ予選の際に、
今までと違う状況になったのですよね。
まず、どう変わったのでしょうか?

経営:「それは、、、
自分達で練習メニューも工夫して、
練習するようになりましたね。」

降旗:それ以前はどうだったのですか?

経営:「監督から言われたメニューを、
決められた時間内にこなす。
そんな状況でした。」

降旗:その点も、
私達のチームとおなじですね。(笑)
何がキッカケで変わったのですか?

経営:「インターハイ予選が始まる、
2カ月ぐらい前だったと思います。
ある高校チームと練習試合をしたんです。
攻撃の練習の意味合いで、
負けない相手のはずでした。」

降旗:負けないはず?、、、ですか。

経営:「そのはずだったのですが、
蓋を開けたら大敗してしまって、、、」

 

知っていたわけでもない・・・

降旗:で、どうなったんですか?

経営:「これじゃぁ、
インターハイ予選は酷いことになる。
そこで、選手だけで、
何度も集まって話し合ったんですよ。」

降旗:私達のチームと同じ、
似ていますね。
話し合いの仕方などで、
それまでとの違いが何かありましたか?

経営:「どういう意味でしょう?」

降旗:例えば、自分から発言をはじめたとか?

経営:「最初はそれまでと同様に、
うながされて意見を言っていましたよ。
そのうち、自分から意見を言い、
白熱した議論をしましたね。」

降旗:発言の仕方が変わったのは、
何かをやったからですか?

例えば、話し合いをする前に、
お互いのプライベートを開示したとか???

経営:「いやぁ、
そんなことはやりませんよ。(苦笑)」

降旗:話し合いの前から、
メンバー間のコミュニケーションが、
良かったのですか?

経営:「いや、そんなことはありませんね。
サッカーをやりたい。
できれば全国大会に行きたい。
そんなだったと思います。」

降旗:互いのことは、
プライベートを含め良く知っていましたか?

経営:「そんなことはありませんね。」

降旗:話し合いは、
活発におこなわれたのでしょう?

経営:「最初はぎこちなかったですが、
納得できる話し合いでしたね。」

降旗:互いにプライベートを、
知っていたわけではない。
しかし、インターハイ予選では、
良い成績を残そう、
ということで話し合いが開かれた。

経営:「えぇ、そうです。」

降旗:そして自分達から納得して練習をし、
今まで以上の結果を残したんですよね?

経営:「そうです。」

 

仕事に当てはめると

降旗:では、サッカーチームを、
あなたの仕事での社員に当てはめてください。

経営:「社員にですか?」

降旗:メンバーでお互いのプライベートを
良く知っていることは、

仕事上のコミュニケーションを良くして、
成果を出すことに対して、
どうでしょうか???

経営:「それほど影響は、、、
無いでしょうねぇ。」

降旗:あなたもおっしゃっていたように、
知らないよりは、
知っていたほうが良いでしょう。

経営:「ですよね。」

降旗:しかし、知らないから、
仕事に必要なコミュニケーションに影響するか?
というとそれは疑問だと私は考えています。

経営:「仕事のコミュニケーションでは、
お互いに良く知ることは、
意味がないということですか?」

降旗:意味がないとは思いません。
社員をマネジメントする際に、
知っていたほうが良いことはありますから。

経営:「知っていたほうがよい、、、
程度ってことですか?」

降旗:部下の勤務に関することで、
プラベートは重要にはなります。

ただ、それは、
今回の本筋とはずれますから、
また別の機会にお話ししますね。

仕事のコミュニケーションには、
”お互いによく知る”ということは、
必ずしも重要ではない、
ということになりませんか?

経営:「そうなりますね。」
コミュニケーションのポイントは、
”お互いを良く知ること”・・・

というのは、
本当かなと考えています。

少なくとも、
互いのプライベートを知っても、
仕事のコミュニケーションには、
ほとんど影響が無いと考えていますよ。

プライベートを知らなくても、
成果を充分に出している現実を、
あなたも目にしていると思います。

では、仕事のコミュニケーションに影響することは、
いったい何なのでしょうか?

あなたはどのように考えますか?

私の答えは、、、

次の コミュニケーションに加えること です。

他にもコミュニケーションに関する大切なポイントを
コミュニケーション能力を高める伝わる伝える方法
でまとめています。

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