やる気がないのね、、、お仕事は大丈夫???

公開日:2014/06/06

更新日:2019/04/09


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

「えぇ、、、やらないんだ。
持っていないし、、、
それで、お仕事は大丈夫?」
と人ごとながら心配してしまいました。

そしたら、、、
やはり、不安が的中でしたよ。

先日、ランチをしようと、
ちょっと洒落たイタリアンレストランに、
知人と入った時のことです。

メニューを見ると美味しそうです。

彩りも綺麗ですし盛り付けも上手。

お腹が空いていてこともあって、
ますます、食欲が、、、

で、、、

ランチのコースを頼むことにしました。

前菜、パスタ、デザートに、
それぞれ複数の料理が設定されていて、
それを自由に選べるプレフィックススタイルです。

知人達は、散々メニューをヒックリ返して、
料理を比較した結果、、、

結局、ランチコースに。

「ほらね。
やっぱりこれでしょ!これ。」

少し勝ち誇ったように、
(何に勝ち誇ったのか不明ですが、、、笑)、
メニューのランチコースをゆびさしながら、
私が知人たちに言いました。

「まぁ、そうだけどさ、、、
仕事がら、こういったメニューは、
隅々まで見ておかないとね、、、」
と苦し紛れの言い訳の知人たち。

まぁ、それはよしとして、、、(笑

早速注文をしよう、
ということになりました。

スタッフを呼ぶと、
小柄な若い女性スタッフが来ました。

学生バイトそのまんま風です。
慣れていない感、丸出しです。

ちょっと不安がよぎりました。

「注文いいですか?」と知人。

「はい」とお店スタッフ。

「ランチコースを4つね。
えっと、、、」

「ランチコースを4つですね。
前菜は、どうしましょうか?」

「アンティパストが、
えっと、あとだれだっけ、、、」

「あっ、わたしも、、、」

「じゃぁ、アンティパストが2つで、
○○さんは???」

「タコとアボガドのやつ。」

「僕は魚介サラダね。」

「、、、アンティパストが2つに、
タコとアボガドと(ウニャウニャ、、、)がおひとつ。」

「それで、、、えっと、、、」

「えっ、、、あっ、魚介サラダね。」

「はい、、、魚介サラダがおひとつですね。」

この間、女性スタッフは、
メモをとっているわけではありません。

メモするものを持ってきてもいません。

ユニフォームのポケットにも、
メモや注文票を、
入れているようでもありません。

ひたすら暗記するつもりのようです。

「では、パスタはどういたしましょうか?」

スタッフの笑顔が、
少し引きつっているように見えましたよ。

「僕はカルボナーラね。」

「あっ、私も、、、」

「えっと、、、カルボナーラがお二つですね。」

「私はナスのアラビアータがいいな。」

「僕はプッタネスカね。」

「はい、、、あとは、、、
なすのアラビアータがおひとつ。
それから、、、えっと、、、
なんでしたっけ?」

「えっ、、、あぁ、
カルボナーラが二つで、、、
○○は何にしたんだっけ?」

「えっと、アラビアータだよ。」

「アラビアータは注文してたよね。
じゃぁ、あとは□□さんだ。」

「僕は、えっと、これ、
プッタネスカね。」

と、メニューを見ていた△△さんが、
「あっ、ごめん。
カルボナーラをやめて、僕も、
プッタネスカにしてください。」

女性スタッフの顔に困惑の色が、、、

「えっとですね、、、
カルボナーラがおふたつ、
ちがいましたね、おひとつ。

プッタネスカに、
アラビアータがおふたつ。」

それを聞いていた知人。

「えっ、違うんじゃない?
プッタネスカが二つだよね。
□□さん△△さんが、
プッタネスカでしょ?」

「そうだよ」と□□さん。
ウンウンと頷く△△さん。

「すみません。
カルボナーラがおひとつ。
プッタネスカがおふたつ。
それで、、、えっと、、、
アラビアータがおひとつ、、、ですね。」

ウンウンと頷く私達四人。

「えっと、、、デザートは、
お飲み物一緒に後ほどお伺いします」と、
女性スタッフが下がりました。

この間、彼女はメモをすること、
ありませんでしたよ。

で、私達4人とも、
不安になったわけです。

「さっきのスタッフだけど、、、
注文、大丈夫かなぁ?」

「心配っちゃぁ、心配だよね。
間違えないだろうねぇ、、、」

「どうだろうねぇ?
ちょっとしたかけだね。
スリル満載じゃん」と悪ノリする輩も。

すると、
先ほどのスタッフが戻ってきました。

「あのぉ、、、
前菜なんですけど、
魚介サラダがおふたつでしたっけ?」

私達四人は、
顔を見合わせて、
えっっという顔になりました。

「だれだっけ、魚介サラダたのんだの。」

「あっ、それボク。」

「他にはいるんじゃないの?」

残りの二人が首を横に振ります。

「おねえさん。
魚介サラダはひとつだね。

タコとアボガドのやつが、私で、、、
あとは???」

「アンティパストが二つだよ。」

「あっ、はい。
魚介のサラダがおひとつ。
アンティパストがおふたつ。

タコとアボガドとトマトの(ウニャウニャ)が、
おひとつですね。
失礼しました。」

女性スタッフが去ってから、
4人で顔を見合わせてしまいました。

「注文取るのに、メモしないって、、、
ありえんよね。」

「まぁね。
覚えられるとは限らないもんね。」

「おいおい、パスタはオーダー、
しっかり入っているんだろうねぇ。」

「まぁ、心配っちゃぁ心配だけどね。
確かめるわけにもいかないしね。」

「前菜を持ってきた時、
尋ねてみようか。
パスタの注文は大丈夫かって?」

「そのタイミングじゃ、
もう調理しているだろう。
間違っているからって、、、
ねぇ、、、」

「だからって、
注文していないのを、
食べるのも嫌だしね。」

「スリル満点だね。こりゃ。(笑」

4人での注文に関する話は、
この後も続きましたよ。

前菜を持ってきた時、
パスタの注文の内容を、
尋ねてみました。

案の定、ミスが!!!

カルボナーラが二つで、
プッタネスカがひとつになっていて、、、

あわてて代えてもらいました。

やはりやってくれちゃったわけです。(笑

そして、、、

なんとか注文したものが、
食べられましたよ。

ホント、スリル満点ですわ。(笑

注文をとる。

忘れることも、ミスするこもと、
避けたい状況です。

にもかかわらず、、、

メモをしない。

ある意味、、、信じられませんね。

メモをする。

この単純なことで、
忘れることも、
ミスすることも、
避ける事ができますよね。

 

同じようなことが、
仕事、ビジネスの世界でも、
あると思いませんか?

私達は、なんでもかんでも、
すべてのことを、
覚えていることができません。

覚えていられることは、
わずか7プラスマナス2ぐらいの個数だ、
と言われていますね。

実際には、7つは際どいですね。

わたしなんかは、
ものによっては5つが上限かも。(笑

本当に少しのことしか、
覚えていられません。

だからこそ、
相手の話の要点をメモし、
それを見なおして、
忘れないように、
ミスらないようにするのですよね。

あなたがどんなに若くて、
元気があって、
美しい(関係ないか!)としても、

覚えていられることは多くはない
のですね。

能力の高い低いとは、
関係無いと思います。

メモをするかどうか。
メモを見直すかどうか。

ただ、それだけのことですね。

にもかかわらず、、、

あなたに呼ばれている社員が、
あなたのまえに来た時に、
メモするものを持っていない。

メモ帳を持っていない。

こんなことが、ありませんか?

これでは、
あなたの話を聴いて、
重要な点をやることは、、、

できそうでしょうか?

いや、
できなさそうですよね。

メモをしないということは、
仕事に対する「やる気がない」
ということにもつながっていますよ。

だから、、、

ひとこと言ってやってください。

「メモするもの、
メモ帳、手帳をもって、
私のところにくるんだよ。

次からは言われなくても、
メモできるように用意するんだよ」とね。

そして、直ぐに、
メモできるように用意させてください。

さらに、、、

「次回、私に呼ばれたり、
打ち合わせをする時には、
なにを準備するんだっけ?
説明してみて!」

話が終わったら、
こんな風にして、
社員自身に思い出させてくださいね。

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