後継者が経営を継承するとは?

公開日:2014/08/27

更新日:2019/04/11


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

後継者が会社を継ぐ。
事業継承し、後継者が経営をすることになります。

それには、事業継承に関する、
3つの課題領域のひとつ
「経営の継承」が現経営者から行われます。

ちなみに、
残りの2領域は、
*後継者の選定
*資産・負債の継承
です。

経営の継承とは、
どんなことでしょうか?

多くの方が、
会社の存続
をイメージするようです。

その意味あいから、

  • お客様
  • 取引先
  • 従業員とその家族
  • さらには地域社会

に対して、
後継者には経営者としての責任があると。

私も以前はそのとおりだ!
と思っていました。

しかし、
本来の責任と、
結果として発生する責任が、
混ざっているように最近は思っています。

経営の継承は、
本来の責任を果たすために経営を引継ぐこと。

結果としての責任は、
後継者が犠牲になることもある、
と思っています。

現在の経営者の方にお尋ねしたいのですが、、、

  • なぜあなたはその事業をおこなっているのでしょうか?
  • なぜ個人保証をしてまでお金を借り入れて、事業を継続しているのでしょうか?

 この質問への答えは、
経営者の方、それぞれが持っていると思います。

どれが正解で、
どれが不正解、
というものではないと思います。

ポイントは、
会社を経営していることではなく、
事業をおこなっている理由、
事業を継続している理由、
という点です。

会社ではなく、
事業に焦点を当てている点です。

あなたは、
事業という手段を通じて、
お客様が必要とする『価値』を提供しています。

お客様は、
あなたが事業を通じて提供する
その『価値』を必要と考え購入されます。

ということは、、、

後継者は、
お客様に『価値』を提供し続ける、
さらに優れた『価値』を生み出し提供する、
という点に責任を負う
ということだと思います。

後継者が経営を継承して、
責任を負う相手はお客様に対して。

地域ビジネスの場合は、
その地域が加わります。

『価値』の提供に支障があるならば、
取引先を変えることもあるし、
社員の入替えもいとわない、
ということだと考えています。

取引先、
社員やその家族への責任は、
重要ですよ。

しかし、、、

それに囚われる前に、
『価値』提供の継続を優先して考える必要がある、
ということです。

ということは、、、

会社を継続することよりも、

『価値』提供 = 事業 
を継続することが本来の責任。

このように考えると、
後継者の考える領域を広げることができます。

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