先日、TV番組で、
天才はどうやって育てられたか？
のような番組をやっていました。

そこで紹介された、
男子体操で活躍する内村　航平選手のエピソード。

ちなみに、ご両親が体操教室をやっていて、
小さい頃から体操に、
慣れ親しんできたのですね、彼は。

才能を引き出すために、
ご両親が行った教え方をやっていました。

内村選手にかぎらず、
錦織　圭選手など、
多くの天才と称されるアスリートは、
は同じような方法で育てられているようです。

内村選手10歳の誕生日のとき。

プレゼントに何が欲しいかと両親が尋ねると、
彼は「トランポリン」が欲しいと答えたそうです。

トランポリンは、
体操での空中姿勢等を身につけるには、
最適の道具らしいです。

で、両親は、躊躇なく直ぐに、
長さ18mのトランポリンを、
100万円かけてアメリカから購入。

さらに、それを格納する体育館を、
借金をして建てたそうです。

すごいことですよね。

内村選手の素質もあったでしょう。

それを引き出した親の育成方法も、
あったのでしょう。

そして、必要だと判断すると、
環境をすぐに整備する決断。

この決断も天才をうみだす一因でしょう。

で、、、

後継者の育成も同じだと思います。

後継者育成に関する、

「後継者に必要とされる能力」と
その養成実態および改善点の調査研究
（社団法人中小企業診断協会神奈川県支部）

という調査レポートを見て驚きました。

後継者育成のために、
後継者や経営向けセミナーなどがあります。

まだ、後継者が決まっていない、
という理由を除くと、
外部セミナーを受講させていない理由は、
次のことだそうです。

• 業務が多忙で余裕が無い
• 研修の機会に恵まれない
• 業務環境的に機会が少ない

これらの理由をみて、
どの様に感じるでしょうか？

内村選手の両親の考え、行動と比べて、
どのように感じるでしょうか？

正直に言いますね。

「バカ言ってんじゃないよーっ！」

そう思いませんか？

業務が多忙ですって！

後継者の育成は重要だなんて、
思っていないから、
こんな理由を掲げるのですよね。

言い訳に過ぎません。

機会に恵まれないですって！

機会はたくさんありますよ。
自分からその機会を、
活かそうとしていないだけです。

これもまた、単なる言い訳です。

そして業務環境がどうだとか。

これにいたっては、
ちょっと何を指しているのかわかりません。

このような内容を平然と書く、
調査を行った中小企業診断士の
レベルがわかるというもので、、、（苦笑

よって、３項目目は、
引用のみで却下です。

いずれにせよ、
言い訳を言っているだけです。

セミナーや研修に、
参加しない自分を慰めているだけ。

こんなことで、
後継者の育成ができるでしょうか？

後継者が育つと、
思っているのでしょうか？

言い訳なんかをしている時間は、
実はありません。

何を優先すべきなのか？
実際に何を最も先にやらなきゃならないのか？

じっくり考え見てくださいね。