後継者は失敗が怖い!?

公開日:2014/10/07

更新日:2019/04/11


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

先日、サッカーの番組を見ていて、
「あぁ、後継者も同じDNAだもんなぁ。
だからこそ、早く失敗をしないと!」
と思ったんです。

同じDNAって?
だから早く失敗?

今回は、私もびっくりしたこのお話。

スポーツは、
思考(あるいはマインド)と、
密接に関係しています。

緊張すると日頃の成果が出せません。

もうダメだと思うと挽回できません。

その番組では、
日本人のサッカーのプレースタイルと、
思考・マインドについて、
女性の脳科学者が説明していました。

 

で、衝撃的だったのは、、、

私達、日本人は、
「失敗をしないことに満足する人種だ!」
そのDNAを引き継いでいる、と言うのです。

この傾向は、欧米よりアジアが強く、
その中でも日本がダントツに強いそうです。

だから、日本の選手は、
より安全なプレーを選択しようとし、
判断が遅れてチャンスを潰すと。

確かに。

ゴール前に切り込んで、
シュートすればよいのになぜか味方にパスして、
シュートにたどり着かない。

こんな光景を、
どれほどの試合で見てきたことでしょう。

スポーツ選手だけでなく、
私達自身にも、
思い当たるところがあります。

起業家はこの傾向が低く、
失敗を恐れない人達なのでしょう。

まぁ、そもそも、
失敗という概念が希薄なのでしょうね。

では後継者はどうでしょうか?

失敗しないことが満足という意識が低ければ、
多分、自分ですでに起業しているのは?
と思います。

しかし、大半の後継者は、
「失敗しないように」との意識が高い、
と考えられます。

突然、後継者になる場合も少なくないので、
なおさら「失敗しないように続けよう」
との意識が強く働いても不思議ではありません。

後継者は、

失敗をしない = 挑戦しない

傾向が強くなります。

事業環境や事業の状況が今と変わっても、
次の手を打つことに、
ためらうことが高くなります。

変えること = 失敗の可能性がある
ので、どうするか悩んでいるうちに、
時間だけが過ぎ取り返しがつかなくなる、
ということにもなりかねません。

失敗を怖がらずに、
事業に取り組むことができるように、
後継者にはなって欲しいですよね。

そのためにはどうしますか?

責任ある立場に就かせますか?

それもひとつの方法ですが、
効果は疑問です。

立場にいても、
やらない人はやらないので。

では、どうしましょうか?

あなた自身が、
事業や経営において、
挑戦する状況を作り出します。

実施する場面に後継者巻き込み、
後継者が自ら考え、
行動するように仕組むことです。

後継者は、大なり小なり、
失敗をするでしょう。

それに対応させましょう。

失敗があってもなんとかできる、
対応できることを、
早い時期に体験させましょう

実際の体験をすることが、
失敗や挑戦への壁を取り除く、
一番手っ取り早く効果がある方法です。

スポーツと同じです。

一度、切り込んでシュート、
ゴールできるとそれは自信につながり、
次も同じようにプレーしますから。

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