後継者の問題を解決する重要なポイント

公開日:2014/12/22

更新日:2019/04/12


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

会社を継ぐ、事業承継をする後継者は、
以下の様な悩み、不安、問題、課題を
抱えています。

  • 社会人経験はあるが「経営者」としてやっていけるだろうか?
  • 経営者としてどのような能力を身につけなければならないのかわからない。
  • 継ぐことは決まっているが、自社のことは、これから知る段階でまだよく知らない。
  • 現社長は、私の経営能力に不安を感じているようだ。
  • この事業をこれからもやっていけるのか、先行きがわからない。
  • このまま会社を継いで古参の幹部や従業員がついてきてくれるだろうか。
  • 自社で長く働いているが、日常業務ばかりで、「経営」と言われても、、、
  • これから経営をやっていく時に、相談できる人がいたら、、、

これを解決するためには、
なにをどうしたら良いでしょうか?

  • 現社長から教わる
  • 外部の研修を受講する
  • ビジネス書などから学ぶ
  • 経営に携わるポジションにつけてもらい経験する

なんてことが考えられます。

会社・事業の経緯、歴史、
事業への社長の思いとかは、
現社長から学ぶことができます。

後継者が実際にやるかどうか、
ということだけです。

ビジネス書を読む

入門としては良いでしょう。
それでなんでも身につく、
なんて考えたら大怪我をします。

数千円の書籍には、
数千円の価値しかありません。
サワリがわかるくらいです。

根幹は数千円の本には、
さらりと書かれているだけです。

書かれていることをやっても、
手に入る成果はそこそこです。

社内で経営に携わるポジションに就く。

悪いことではありません。

しかし、、、

ちょっと考えてみてください。

サッカーの試合を見てきだけの人が、
いきなりゲームに出場することになったら、
どうなるでしょうか?

よほど運動神経が良くなければ、
ゲームの邪魔にはなっても、
プラスには働かないでしょう。

自信がつくのか?といったら、
落ち込むのが関の山ではないでしょうか?

ゲームに出場して成果を手に入れるには、
テクニックやプレイを学び、
練習やミニゲームなどで実践し、
それから試合にでます。

「経営、事業運営」も同じです。

社内で経営に携わるポジションに就くことに前後して、
経営、事業運営について詳しく学び、
実践を繰り返すことが、
後継者の不安や悩み、問題、課題を、
解決することにつながります。

となると、、、

外部の研修、
後継者の学校、塾や講座の中で、
なにを学び、実践するのか、
ということが重要になります。

経営者としての「覚悟」をもつ、
ということをカリキュラムに入れ、
それ以外は、コミュニケーションや、
リーダーシップを教える講座。

成果は薄いと思います。

その理由は、
以前、詳しく書いていますので、
そちらを参照してくださいね。
参照:
後継者の不安を取り除く
後継者の学校で学ぶべき本当の中身

他には、自社の分析を軸に、
将来構想を描く、というものもあります。

自社分析。

経営計画の策定でも、
よく出てくるものです。

正直に言います。

自社分析をやっているから、
成果がでないのです。

自社分析をやって、
自社のことがわかるから将来構想が描ける。

これを言う人は、
自分で経営をやったことがない人です。

自社分析をやってみるとわかりますが、

強み以前に弱みが山のように積み上がり、
ゲンナリします。

調べた内容が、
なにに活かせるのかわからず、
作業負荷に対する徒労感ばかり募ります。

分析結果から、
将来構想を無理やりひねり出すので、
形にはなりますが実現には至りません。

事業は『お客様が求める価値』を提供すること
で成り立っているからです。

『お客様が求める価値』を明らかにして、
その上に、将来像を構築すると、
今までとは全く違った魅力と
期待できる将来像が手に入ります。

その実現を検討すると、
悩み、不安、問題、課題は、
今までとは全く変わってきます。

不安というより、
挑戦、実現へのチャレンジに変わります。

『お客様が求める価値』が、
後継者をの抱える不安、悩み、問題、課題を、
本質から変え、取り除くたった一つの方法です。

『お客様が求める価値』を考えずに、
自社の強み、弱み、資源状況を分析し、
そこから将来構想をひねり出すのは、
自己満足に過ぎないと思いませんか。

経営経験がない人は、
理屈で「経営」を組み立てようとします。

企業の経営は、
学問でもなければ研究対象でもないです。

どうやって成果を出すのか?です。

経営を学ぶ、事業運営を学ぶことは、
「お勉強」ではなく、
実践と成果のため、
自分で活かす方法を身につけることです。

経営、事業運営、
商売繁盛の基本に基づいた、
実践方法を身につける必要があると思いませんか?

あなたの後継者は、
あるいは、後継者のあなたは、
ひとりよがりの将来構想を手に入れたいのか?
それとも、お客様から指示される将来像を
手に入れたいのか?

なにを選ぶかによって、
投資したお金と時間以上の成果を、
あなたが手にできるか。
それとも、ドブに捨てることになるのか。

わからなければ、
事前に単発セミナーを受講するとか、
直接質問をする、ということをやってください。

 

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