後継者がセミナーで学ぶ観点

公開日:2015/01/29

更新日:2019/04/13


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

後継者を育成する。
後継者は経営者として成長したい。

業承継を迎える経営者、
事業承継を受ける後継者にとって、
どちらも大きな課題です。

後継者の育成の点では、
外部のセミナーを活用する方法があります。

外部のセミナーを、
どのタイミングで後継者は受講し、
経営者としての成長に、
活かせばよいのでしょうか?

外部セミナーはいろいろありますが、
どのセミナーを選べばよいでしょうか?

受講させる、あるいは受講するセミナーを、
あなたはどのように選んでいるでしょうか?

「流行りの手法のセミナーだから受講しよう。」

「ズーッと気になっていた内容だから受講しよう。」

どちらもあると思います。

正直に言うと、
どちらもありなのですが、
選択するポイントがあります。

個別の手法に関する内容より、
できるだけ早い時期に、
経営や事業運営に関する基礎的なことを学ぶと、
その後の学びにも役立つでしょう。

ちょっと考えてみてください。

公園でみんなでフットサルみたいなことを、
やっていたとしましょう。

そこそこうまかったとしますよね。

でも、全部、独学と
公園フットサルでの経験で身につけたとします。

そのままプレイを続けて、
フットサルの地域大会や全国大会に出場する、
というようなことをやっていたとします。

一方、公園フットサルで少し自信をつけたので、
地域のサッカースクールやJクラブの下部組織、
などにはいって、コーチから指導を受けます。

スクールのチームなどでキックやトラップ、
戦術などの基礎を学び、
大会に出場して実践していく。

どちらがプレイヤーとして、
抜きん出た存在になれるでしょうか?

あるいは、トップチームや、
プロへの道が開けるでしょうか?

少年時代から注目されていた、
ロナウドや他のトッププレイヤーでも、
クラブチームに入りコーチを受け、
さらに上位のクラブに移籍し、
スキルを高めていったのです。

学校での勉強も同じです。

各科目の基本や基礎がわかるから、
応用問題が解け、
テストで点数がとれるのです。

教科書もなく、独学でやるとしたら、
余程の才能がないと、
同じようになることは容易では無いでしょう。

どんなことを学ぶにしても、
早い時期に基礎を身につける、ということは、
その後の成長には欠かせないと思います。

個別のスキル、流行りのスキル、
例えば、FaceBook活用法とか、
儲かるブログの構築法などの、
個別テーマのセミナーが悪いわけではありません。

個別テーマのセミナーでも、
基礎的なことに触れないわけではありません。

しかし、充分とは言えなことが多いです。

ブログ、FaceBook、メルマガなどのテーマは、
マーケティングでの個別テクニックです。

当然、セミナーの中では、
マーケティングの基礎や基本に触れ、
その点がテクニックを使う際にも、
重要だと教えてくれます。

しかし、、、

個別テーマのテクニックやスキルに重点があるので、
スキルを実践することに注力しちゃうのです。

公園でのフットサルゲームの勝ち負けに、
熱中するようなものです。

そのレベルを超えることは容易ではありません。

学び、成長しようとするならば、

「急がばまわれ」です。

基礎から学べば上達は早く、
身につけたことは長く使うことができます。

目先のテクニックに走れば、
そのテクニックしか、使うことができません。

遠回りに見えても、
基礎を固めれば、
その土台の上に強固な建物を建て、
住むことができます。

基礎がなければ、
柱が立っているようでも、
いつ倒れるかわかりません。

時間が経てば、柱一本、
建っていられないかもしれないのです。

あなたは目先にできることを学びたいでしょうか?
それとも、長期に渡って、
活用できることを身につけたいでしょうか?

答えは、自ずとお判りだと思います。

無料レポート