後継者へ。どのような気持ちで経営しましょうか?

公開日:2015/04/11

更新日:2019/04/14


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

いきなりですが、、、

これから事業承継をして、
会社、事業を引継がせる社長、経営者、
あるいは、後継者として引継ぐ、
あなたに質問です。

仕事をしているとき、
事業を行っているとき、
あなたはどの様な気持ちでしょうか?

  • 悩む事ばかりで頭が痛い。
  • もうこんな事は嫌だ。
  • 将来への不安ばかりだ。
  • 苦労する事ばかりだ。
  • 言うことを聞かない社員ばかりでうんざりだ。
  • もっと努力をしないと、、、
  • 俺の経営能力がないからこんな事になるのだろうか、、、

こんな気持ちばかり、
わいてくる人もいるでしょう。

一方、、、

  • やっているとおもしろい。
  • 事業、経営の将来に期待がもてる。
  • 仕事をしていると意欲が沸く。
  • 仕事、事業の事を考えると楽しくなってくる。

という気持ちが満ちている方も、
少なくないでしょう。

「楽しい、おもしろいとは不謹慎だ!!!」
とお怒りの方もいらっしゃるかもしれませんが、
ちょっと意味合いが違う事は、
あなたはもうお判りだと思います。

ここでの「おもしろい、楽しい」は、
漫才やコメディ、落語やコントを、
観ているときわいてくる楽しさ、
おもしろさとは異なりますね。

  • 描いている将来の姿が、徐々に実現する。
  • 事業を通じてお客様が喜び、満足する。
  • お客様が他のお客様を紹介してくださる。
  • お客様や社員から頼りにされる。
  • 社員が自信をもって成長している。

こんな状態によって、
あなたにもたらされる、
「満足感」に引き起こされるプラスの感情
と考えてくださいね。

別に、経営、事業をやりながら、
腹を抱えて笑っているわけではありませんから。(笑

「そんなことはわかっている。
でもですよ、
今の事業をやっていて、
そんな気持ちになんか、
なるわけがないじゃないですか!」

こんな風に考える方も、いらっしゃると思います。
でもですよ、ちょっと待ってくださいね。

競合が300軒以上の巨大温泉地で
宿泊業未経験、オンボロ設備なのに、
参入1年半で大繁盛させた経営者(後継者)さん。

経営する事が決まった当初こそ、
不安で大変だったようですが、
しばらくして、
ホテル経営が面白くなったそうです。

ホテルという宿泊業から、
新たな価値を提供する事業に組み立て直したからです。

ホテル・宿泊業という形は同じでも、
中身が変わってからです。

それを変えたのは、経営者本人です。

そこには、
顧客視点が多く組み込まれていました。

経営者が実現したい考えが、
多く組み込まれていました。

経営をやっていて、
事業をおこなっていて、
おもしろくなりますよね。

他にも、
購入する車も決まっていないうちに、
その店で車の購入をお客様が即決する販売店。

車販売から、
提供する価値を組み立て直してから、
経営者も社員も考え方が変わりました。

「価値」を提供するという考え方。

知っている人は多いと思いますが、
実践できる人は一握りだと思います。

ほとんどの人が、
「価値」という言葉を知っているという、
「頭でっかち」の世界に、
身を置いてしまっているのですね。

実践する一握りの人たちは、
提供価値を実現できる、
あらたな事業のしくみ、構造を組み立てます。

既存の事業の仕組みではなく、
提供価値に適した構造を組み立てます。

競合からはマネできない、
追いつけない状態になります。

提供価値を明らかにする。

ここで競合と大きな「差」がつきます。

「差」がつくと、
やっていておもしろくなります。

悩みが無くなるわけではありません。
問題、課題は山積みです。

でも、
目指す将来の姿を実現したい、
という思いがあるので、
経営、事業をおこなうことが、
楽しくなります。

充実感とか、
好奇心とか、
実現する満足感から、
楽しく感じることができますから。

経営するとき、
事業をおこなうとき、
「提供する価値」に焦点を当てましょう。

その価値を実現するために、
どの様に事業を行うのか?
経営をするのか?

この点を考え、実行しましょう。

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