経営者、後継者は過程に集中する勇気があるか?

公開日:2015/09/23

更新日:2019/04/16


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

ラグビーのWカップでのジャパンの活躍が、
連休中、ずーっとTVの情報番組で、
話題になっています。

特に、五郎丸選手の、
プレースキック前の動作が、
話題になっています。

ルーティーンというやつです。

日頃の練習の成果を出すために、
本番や大観衆の中など、緊張する場面であっても、

日頃と同じ動作を繰り返すことに集中し、
日頃の力を発揮する方法ですね。

イチロー選手のルーティーンは、とても有名な話です。

イチローのモノマネは、
このルーティーンを真似ているわけです。

他のトッププロの多くも、
ルーティーンをやっていることが報道されていました。

トッププロは知っている!
ということです。

 

五郎丸選手については、
NHKが事前にスポーツ番組として、
「スポーツ魂」という番組で放送していました。

ルーティーンを整備して、
よりゴール精度を上げようと取り組み、
なかなかうまくいかない五郎丸選手が、
取材されていました。

その状況から、
W杯での高確率のキックと、
そのためのルーティーンを、
作り上げた過程が放送されていました。

五郎丸選手は、
「キックする過程を大事にしようと。
キックの成功はその結果だから」
というようなことを言っていました。

ルーティーンに意識をもつことで、
結果ではなく、
過程に注目しているってことです。

 

もしあなたがゴルフをするなら、
経験があると思います。

ショットにせよ、パターにせよ、
打った後のボールの飛び方に意識があって、
顔がボールを追いかけてしまうと、
フックやスライスをしてしまったでしょう。

逆に、ボールをヒットする、
その瞬間に注意をしていると、
ボールは思った方向にグッドショットになる、
という経験もあったでしょう。

ボールの行方は、
ボールをヒットするまでの過程で、
決まっているのです。

わかっちゃいる。
わかっちゃいるけど、
目がボールが飛ぶ方向を追ってしまい、
トップにダフリにスライスを繰り返します。

「過程」に意識を集める、
その勇気が持ていないのです。

ルーティーンは、それを補ってくれます。

しかし、ルーティーンに、
意識を集中する勇気がなければ、
成果にはつながらないです。

ルーティーンがないよりは、
取り入れて準備をしておいたほうが、
成果につながるでしょう。

しかし、ルーティーンがあっても、
そこに集中する勇気がなければ、
成果にはつながらないでしょう。

 

この勇気の差が歴然とあるように思います。

ルーティーンですら、
それは手段にすぎない、ってことです。

「過程」に集中するという決断ができ、
ルーティーンに意識を集中してやり続ける勇気が、
あなたの心にあるから、成果につながるのですね。

 

今晩には第二戦のスコットランド戦。

ジャパン!
新たな歴史の1ページを、ぜひ作って欲しいものです。

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