こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
売上アップや成果を出すためには、
社員のやる気、意欲は必要です。
しかし、いろいろ手を打ってみても、
社員のやる気は、なかなか出てこないものです。
では、どうしたら社員のやる気は出るのでしょうか?
▪︎ インセンティブでやる気がでるか?
成果を出した人には、
できるだけ報いたいものです。
インセンティブを与える一つの方法です。
社員の「やる気」の引き出しに、
インセンティブは効果があるでしょうか?
ハッキリ言いますね。
短期的には効果があります。
でも、直ぐに効果は薄れます。
理由は二点。
1.もらう事が当たり前と社員は感じている。
どんな評価をおこなってインセンティブを与えるか、
そのやり方にもよりますが、得てして社員は自己評価が高いものです。
「この位はもらって当たり前」と思う社員は少なくありません。
故に、最初こそ「ありがた味」がありますが、
繰り返されるうちに当然のことになってしまいます。
2.インセンティブに満足することがない。
もっと欲しいと要求する様になり際限がない。
社員は、最初こそ「ありがた味」を感じていますが、
直ぐに、「もっと欲しい」、「なんでこれだけ?」
と感じるようになります。
インセンティブを貰うことは嬉しいのですが、
満足はしないものです。
しばらくすると効果は薄れます。
「なんであいつがもらって俺はもらえないんだ!」
こんな思いが渦巻くこともあり、
これが不満の温床となり「やる気」が失せることにもなります。
▪︎ 会社行事の実行等を社員自らに決めさせる
例えば、社内旅行や誕生日会など、
社員自身で企画、実行させることを指します。
最初、社員は面白がってやるものです。
しかし、続けることが難しいです。
本当に成果に繋がっているのかがわかりにくいです。
業績が好調のうちはよいのですが、
下降気味になると行事などの参加者が減り、
そのうちに実行自体が危うくなります。
会社自体が、実行をやめさせることも少なくありません。
それが却って、
「社員のやる気」を減退させる引き金にもなりかねません。
▪︎ 社員に目標を持たせる
目標管理制度を導入している会社は多いと思います。
目標の達成状況を考課に反映し、給与や賞与の支給額を決めています。
本当なら「やる気」が出ているはずなのですが、
実際は、「やる気」の「や」の字も出てい無いのではないですか?
「目標を持たせること」は、実際は効果が薄い。
これが現実です。
ではどうするのでしょうか?
「社員の仕事へのやる気」を引き出すには、
業務目標の達成について、
社員が会社から「期待」されている
と感じることが必要だと考えています。
A:「○○の達成があなたの目標。がんばって取り組んでください。」
B:「○○の達成があなたの目標。
達成されると、
□□になり会社の××に貢献できる。
あなたが今後、**になって、さらに成果を生み出してくれると考えている。
あなたならを実現してくれると期待している。」
あなたならA、Bどちらの言われ方なら、
「よし、やってやるか!」という気持ちになるでしょうか。
Bの言われ方ではないでしょうか。
社員も同じです。
Bのような目標設定と言われ方で、
四半期ごと、半期ごとに、
目標の達成状況に関して期待されたら、どうなるでしょうか?
実現にむけての課題や問題点を、
上司と話す機会があったらどうなるでしょうか?
「期待」されたら「うれしい」です。
目標の設定方法と上司の部下との接し方が、
Bのような伝え方の実現に大きく影響します。
会社全体の目標・方向性・戦略・戦術と、
部門の目標・戦略・戦術、個人の目標・実施業務内容の間が、
明確に関連付けられていることが前提です。
上司が頻繁に、社員の業務について報告、相談を受け、
適切にアドバイス、指導をすることが前提です。
「期待」を明確に社員に伝える。
これが絶対に必要な事柄のひとつです。