戦略、計画と現業務の関係を明らかする

公開日:2015/12/09

更新日:2019/04/06


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

『経営戦略』や『経営計画』を伝える時、

・単純明快
・具体的

が伝える内容として重要だ、ということをお話ししてきました。
参照:経営戦略、経営計画を活かす伝え方

その内容は、

の中でお伝えしてきました。

具体的に伝えるために、
もう一点、考慮した方が好ましいことがあります。
今回はそれについてお伝えします。

 

現在すでに実施していて、
『経営戦略』『経営計画』として伝えるべき『核』に、
合致してる業務がありますよね。

例えば、伝える『核』として、
「購入後のお客様にコンタクトして、
リピート購入の件数、受注額を増やす」
という内容があった場合を考えてみましょう。

現在、営業部門で、購入後のお客様へ、
メールや訪問で、定期的に
有益な情報をお知らせを実施しているとします。

経営者であるあなたは、
「購入後のお客様へ、
定期的に有益な情報を提供してる業務」が、

『経営戦略』、『経営計画』の「核」に
合致している行動であることを、
明確に社員に伝えなければなりません。

今後もその業務に積極的に取り組み、
さらに成果を出すようにしよう!
と社員を鼓舞しなければなりませんね。

なぜでしょうか?

『経営戦略』、『経営計画』を聞いた社員は、
次の事がよくわからないからです。

今、自分達が取り組んでいる業務が、
『経営戦略』、『経営計画』の実現に合致しているのか?
それとも、合致していなから辞めた方が良いのか?

合致しているならば、

  • そのままやればよいのか?
  • もっと改善した方が良いのか?
  • もっと積極的にやるべきなのか?
  • それとも、今まで程度の取り組みでよいのか?

これらの点がハッキリしないので、
現在の業務自体にも自信がもてません。

そのために『経営戦略』、『経営計画』は判っても、
それ以上、自ら積極的に何かをしようとはしません。

考えることもなく、
現在の業務を改善することもなく、
上司に言われ、指示されるまで、
今までのやり方で淡々とこなします。

現在の業務が、
『経営戦略』、『経営計画』に沿っていること、
更に改善が必要なこと、
これらの点をハッキリと伝えれば、
社員の行動が変わります。

社員の目の色が変わるには、
実はこれだけでは充分ではありませんが、、、
(社員の目の色を変わらせる方法は、
また別の機会にお話しします。)

ハッキリと伝えずに、
社員が聞くに任せた場合に比べ、

ハッキリと伝えると、
社員のやる気が増して、
自分達で考える人がでてきます。

「そんなことは、
『経営戦略』、『経営計画』を聞けば、
わかるはずだよ。。。」

そう思っているのは、
『経営戦略』、『経営計画』を考えたあなただけです。
聞いている社員には、わからないものです。

「わかっているはず」で伝えているから、伝わりません。
「判るように」伝えましょう。

社員がやる気を出して、
考え、改善に取り組む、
積極的に業務をおこなう。

そんな形で、
『経営戦略』、『経営計画』の実現に取り組みたいですよね。

そのためには、
現業務が『経営戦略』、『経営計画』に合致しているかどうか、
社員がハッキリと知ることが必要になります。

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