経営者・社長、後継者がSWOT分析を使い切るには?

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事業承継における
「経営承継と後継者育成」実現士
降旗 利弥

経営戦略で必ず出てくる言葉、
「強みと弱み」について考えてきました。

「強み」は「強み」のままじゃないかもしれない。
「弱み」が「弱み」のままじゃないかもしれない。

「強み」を「弱み」に転換する事象。
この事象をどうやって回避するか。

「弱み」を「強み」に転換する事象。
この事象をどうやって活用するか。

これらの点を考えることも、
戦略オプションを導き出すキッカケになります。

で、あなたは「あっ!」と気づいたのでしたね。
参照:経営者・社長、後継者はSWOT分析の落とし穴を知りましょう!

まだ、戦略オプションを導き出す視点があるのでした。
それについて今回触れますね。

 

前話の、「強み」が「弱み」に変わる因子。
「弱み」を「強み」に転換する因子。
この点がわかったならば、もう一つの視点は直ぐお判りでしょう。

「脅威」を自社における「機会」に転換することはできないか?
「機会」とまでは行かなくとも、「脅威」で無くすることはできないか?
この点を考えましょう。

ここで、注意が1点あります。

「脅威」を考える場合、SWOT分析の「脅威」には該当しない場合があります。
「機会」は、SWOT分析の「機会」と同じではありません。

SWOT分析では、
「脅威」=「そのまま放置すると業績が悪化する外部環境の変化」
「機会」=「うまく活用すれば業績が拡大する外部環境の変化」
とされています。

いずれも自社に固有に影響する事項を指します。

業界全体に同じように影響する事柄は、
SWOT分析では「機会・脅威」とは捕らえない点に注意が必要です。

今ここで取り上げているのは、
SWOT分析で言うところの「機会・脅威」とは必ずしも同じではなく、
業界全体に影響する事項も含んでいます。

この点は、誤解の無いようにしてくださいね。

で、業界に対する「脅威」を「機会」に変えられないか?
「脅威」を「脅威」で無くすことができないか?
そのためには何をしたらよいのかを考えてみましょう。

ここで施策・方策を考えつくとどうなるでしょうか?

競合等他社は、「脅威」を受け入れるだけ。
業績は悪化する方向に向かいます。

一方、他社にとっての「脅威」は、
あなたの会社には「脅威」にならないのですから、
業績への悪影響は少ないか、あるいは無いことになります。

施策・方策は、あなたの会社の「強み」ということになります。

同じように、
「機会」が「機会」では無くなってしまうのはどんな理由か?
「機会」が「脅威」になるのを避けるにはどうしたらよいか?

ここで考えられる施策・方策は、
あなたの会社にとって「弱み」になる事項を、事前に潰せる事になります。

ここにも戦略オプションを考えるネタがあるということです。

「強み・弱み」、「機会・脅威」の分析は、とても労力がかかります。
頭も思いっきり使います。

だからこそ、洗い出された「強み・弱み」「機会・脅威」は、
しゃぶり尽くすよう活用したいものです。

 

本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

 

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