こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
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売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
会議が長くなる。
たくさんの会議が開かれる。
その原因の本質は、
経営・事業に関する明確な「判断基準」が無いことでした。
経営・事業計画がこの「判断基準」に相当します。
参照:会議が減る「基準」とは何か?
この点がわかってくると、
あなたはちょっと不安になるかもしれません。
何に不安になるか?というと、
それは、あなたの会社の経営・事業計画が、
先ほどの「判断基準」になるのかどうか、
ということだと思います。
正直に言いますね。
大半の経営・事業計画は、判断基準にはなりません。
なぜなら、全然内容が足りないからです。
ちょっとショックですか?
ご安心ください。
「大丈夫ですよ」と太鼓判を押せるような企業は、
とてもとても少ないですから。
多くの企業では、
経営・事業計画として、
月毎のPL(損益計算書)が作られています。
多くの場合、
それに加えて漠然とした方向性が
文言や箇条書きになっているだけで、
経営・事業計画はおしまい。
その計画値が実現できるように、
実行する現場側であとは対応するように!
となっています。
事業責任者は、
どれだけ信憑性の高いPLの計画値が作れるか。
実行により、どれだけ計画値に近い結果数字を残せるか。
ここが腕の見せ所と言うわけです。
しかし、、、
大抵この数値は、
昨年対比とか今年の業界状況、顧客状況等を鑑み、
昨年の10%増しのように、
鉛筆を舐めて作るというのが現実です。
あっ。
最近は鉛筆を舐めませんね。(笑)
エクセル表の数値を入れ替え、
チャチャッと作る、と言うのが正しいでしょうか。
ちょっと気が効く人だと、
売上額を構成する売上セグメントに分けるぐらいでしょうか。
例えば、IT系の場合、全売上のうち、
いくらがSIから、
いくらはパッケージ販売から、
いくらは保守から。
こんな風に分ける程度でしょう。
もうお気づきだと思うのですが、
この数字の固まりでは、
施策などの実施に関する判断基準には、
全くなりません。
必要なことは、
その数字を作り上げるために、
何をどう考えているか?
ということです。
これが判断基準になります。
数字はあくまで実現したい、
できそうな結果を想定した値に過ぎません。
重要なことは、その数字を、
という点です。
問題は、PLの数字を作り上げるときに、
この様なことを考えていない!ってことです。
昨年対比とかでエクセル表をいじっていると、
こんなコトは考えませんから。
考え方を逆転した方が好ましいのです。
今までのように、
会計上の目標値を作ることを先に、
しかも主にしておこなってはまずいです。
などを具体的に考える方が先です。
それを実施したとき、
今までとの対比、対象の規模や提供価値に対するニーズ等々から、
想定できる数字としてPLを考えましょう。
今のあなたの会社の経営・事業計画は、
この様には考えているでしょうか。
昨年の実績数字を元に
エクセルで数字を作り出していないでしょうか。
対象や提供価値について明記したモノがあるでしょうか。
今のままの経営・事業計画では、
多くの場合、実践の「判断基準」にはなりません。
そのため、今の経営・事業計画を用いる限り、
会議は減らないし、会議時間も短くなりません。
成果も獲得できない可能性が高いのですね。
恐ろしいことです。