仕事の失敗を社員は繰り返す!?

公開日:2013/10/19

更新日:2019/04/07


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

仕事の結果が予想を下回ったとき。

仕事がうまく進まず、
失敗したと思われる状況のとき。

「今回の仕事が失敗した反省点を、
これから活かしていきたいと思います。」

経営者のあなたは、社員のこのような発言を、
よく耳にするのではないでしょうか?

しばらくすると、
同じ社員からの同じ発言を、
また耳にすることになります。

その間にも、
会社・事業の売上アップしません。

社員が、同じように仕事の失敗を繰り返しているのでは?
仕事の失敗を、未だに解決できずにいるのでは?

そんなことを、
経営者のあなたは感じていませんか?

 

反省はするも・・・

予算に実績が達さない。

社員に理由を尋ねると、

「今月は、○○への対応があり、
こちらの仕事の実施時間がとれませんでした。
この反省を活かして、来月は対応します。」

「○○を実施したのですが、
失敗というか、うまくいかず、
成果にはつながりませんでした。

失敗の原因を明らかにして、
次回に活かしたいと思います。」

次の機会に社員に結果を問うと、
「今月は、△△が入ってきたので、
こちらへの対応が充分とはいえませんでした。

(この反省を活かして)来月はやります。」

「実施したのですが、
失敗の反省点を活かしきれずに、、、
次には成果につなげたいです。」

こんなことの繰り返し。
失敗の反省はするのですが、
結局、同じ事を繰り返しているように見えます。

現実には、
仕事の失敗の反省がちっとも活かされません。

なぜなら、、、

仕事の失敗についても、
そこから得られた反省も、
社員が忘れてしまうからです。

反省内容を真剣に活かそうとしないからです。

これでは成果がでるはずがありませんね。

 

社員がわかっていない!?

なぜ社員は、
仕事の失敗、反省点を忘れ、
反省を活かすことに真剣ではないのでしょうか?

その原因は、

「仕事に失敗した」、
根本の原因が、詳細で、具体的に、
社員がわかっていないからです。

なぜ施策に取り組めなかったのか?
取り組む時間が割けなかった?

  • 割り当てた要員の数の問題?
  • 飛び込みで仕事が入ってくる過程の問題?
  • 仕事の計画の質?
  • 仕事の優先順位付けの問題?
  • 仕事のやり方の問題?

などなど、、、

できなかった原因を詳しく探り、
突き詰めると、
いろんな要素が絡み合っていることがわかります。

それを一つひとつ読み解き、
どのように解決するかを考えなければなりません。

実行できるように、
方法を練らなければなりません。

そこまで考えなければ、
仕事の失敗を活かし、
反省点を活かすことはできません。

そこまで考えれば、
仕事の失敗を忘れません。

反省を活かすことに、
真剣に取り組みます。

 

仕事のやり方

「反省する」ことは、
とても難しく、大変な作業です。

仕事の失敗の、
根本となっている原因を探ることは、
容易ではありません。

様々な痛みを伴います。

真剣にやってみると、わかりますよ。

原因を探り、解決しようとすれば、
「反省して次はやります」
「反省を活かします」
などと安易には言えないものです。

「反省して次は活かします」
と簡単に言える社員は、
原因解明を真剣になんかやっていませんよ。

表面的に取り繕っているだけです。(笑)

表に表れている現象、事象から、
因果関係を探らなければなりません。

その原因をひきおこす原因を、
さらに探る必要があります。

根本となっている原因を探り当てたら、
今度は、その原因を取り除く方策を考えます。

より成果を導き出す要素を捜し出します。

原因を取り除く、
成果を導き出す要素を組み合わせ、
さらに実現するための方法を具体的に練り上げます

そこまでやって、
初めて反省や経験を、
次の仕事に「活かすこと」ができます。

失敗を少なくし、
失敗の度合いを低くすることができます。

この原因解明と解決策の検討は、
日頃の仕事のやり方と、
大きく関係していますよ。

正直に言いますね。

仕事の進め方、
やり方が下手な人は、
上記でお伝えしたような、
具体的な「反省」ができません

表面的に取り繕うばかりなので、
いつまで経っても同じ事を繰り返します。

 

切れ味抜群の「ツッコミ」!?

経営者のあなたが、
社員にどの様に対応すると、
社員は仕事の失敗を活かし、
反省を活かすことにつながるでしょうか?

「今回の仕事の失敗を、
これからの仕事に活かして、、、」

「次には反省点を活かして、、、」

社員がこのような発言をしたとき、
経営者のあなたは、

仕事が失敗した、うまくできなかった、
具体的な原因・理由を詳しく聴きだしてください

他の仕事が入ったからできなかった。

だけではなく、
なぜ他の仕事を優先したのか?
人員の配分はどの様に考えたのか?

掘り下げた根本の原因を聴きだしてください。

原因が社員から出てこないなら、
それを出すようにさせますよ。

次に、原因に対して、
どのような対応策をおこなうのか?

対応策の中身とやり方を、
社員に具体的に説明させますよ。

具体的な対応策を、
どのようなスケジュールで実践するのか?
これを社員に説明させます。

ふわっとした表現でとりつくろう「ボケ」社員へ、
強烈な経営者からの「ツッコミ」を入れてください。
鋭く、切れ味抜群の「ツッコミ」ですよ。

漫才だって、ツッコミがボンヤリしていたら、
笑いもすぐ治まってしまいます。

鋭いツッコミで、漫才が締まります。

経営者のあなたが、
「ボケ」に対して、
間髪鋳れずに鋭い「ツッコミ」をしてください。

鋭い「ツッコミ」があると、
社員はいつまでも、
ボンヤリした「ボケ」でいることができません。

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