社長・経営者の「勉強」の勘違い

公開日:2016/04/11

更新日:2019/04/04


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

成果を得るには「飛び込むこと」
へのコメントをたくさんいただきました。

ありがとうございます。

送っていただいた
「飛び込んできた」経験の内容を拝読して、
「とてもすごい!」と思いました。

書き出してくださった内容から、
さらに気づくこともたくさんありました。

今回のように書き出し、送るという「行動」する方々、
本当に素晴らしいです。

ひと味もふた味も、普通の人と違いますね。

気づきも含めて、それぞれ個別にお返事しています。
参考にしてくださいませ。

本日の内容は、
私たちがよく陥る勉強に関する勘違い です。

社会に出てからも、経営者・社長のあなたは、
多くのことを学んでいると思います。

「僕は日頃から勉強をしている。
皆さんも勉強をしよう」
と社員の前で話す社長も少なくありません。

月に何冊もビジネス書を読み、
読み終えた本を社員に
貸し出している社長も何人か知っています。

それはそれでスゴイことだと思います。

 

しかし、

この経営者・社長は、
本当に勉強になっているのか
考えたことがあるのかなぁ
と時々思います。

「えっ、何を言っているの?
月に何冊もビジネス書を読むって、
それは大変な勉強量でしょ!」
と指摘をする経営者の方がいらっしゃるでしょう。

それはそうなのですけれどね。

 

学生時代をちょっと思い出してください。

教科書、ありましたよね。
例えば、英語の文法の教科書。

例があって、説明のパートがあると思います。

説明部分を読んだら、文法がバッチリわかりますか。
実際に使うことができますか?

試験問題を、間違わずに解けますか?
外国の人と話すときに、苦もなく使えますか?

文法の教科書を読んだ後、
数ヶ月後も、もれなく覚えていますか?
数ヶ月経ってから、間違えずに使えますか?

どうでしたか?

私は、読んだだけではわかりませんでした。
使えませんでした。

数ヶ月経つと忘れていました。
使えませんでした。

だからどうしたかというと、

解説を読んだ後、練習問題を解きました。
さらにドリルなどで、
実際に問題を何題も解いて練習しました。

先生に質問をしました。

その文法を使う会話の状況を作って練習をしました。

そうやって実際に使いました
なんども繰り返し使ってみました

あなたも同じようなことをしたと思います。

勉強、学習したことを身につけるには、
実際にやることが必要です。
なんどもやることです

理解力と記憶力が抜けてよいなら話は別でしょうが、
そんな人は多くはないので。

勉強、学習で成果を手に入れるには、

実際に使う
 練習する

が必要ですよね。当然のことですよね。

 

それにも関わらず、
社会人になってからの勉強、学習は、
一度読んだらそれでおしまいです。

実行もせず、読んだだけで
「勉強をしている」になります。
「知っている」どころか、
「わかっている」になります。

これっておかしいと、あなたは思いませんか?

ビジネス書を何冊読んだとしても、
それは「本を読んだ」というだけです。

「勉強」したわけでも、
「学習」したわけでもありません。

「本を読んだ」時間を持っただけです。

これでは、

 時間の無駄
 お金の無駄
 頭脳の無駄

です。

「ビジネス書を月に何冊も読んでいる」から、
「私は勉強をしている」なんて言うこと、
そろそろ止めましょう。

ビジネス書を読んで勉強していることは、

単なる都合の良い
か・ん・ち・が・い   「勘違い」です!

 

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