第一書記のあの国とあなたの会社経営が同じ!?

公開日:2016/05/16

更新日:2019/04/04


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

今日は、経営者・社長さんには、
ちょっと耳の痛い話になると思います。

知りたくない人は、
読まずにスキップしてください。

週末のTVの一週間ニュースのコーナーでも、
5/9に閉会した北朝鮮の労働党大会
が取り上げられていました。

党大会で、第一書記が成果を報告するスーツ姿、
会場を埋め尽くす参加者、
第一書記が右手で赤い手帳を掲げると、
同じように手帳を掲げる参加者が、
画面に映し出されていました。

今回の報道を含め、
あの国の映像を見て、どのように思いましたか?

批判じみたことを言うと、
強制収容所に送られるとか粛清されるとか、

第一書記が指導したから成果が出たとか、

失敗すると命が危ういとか、、、

異常な権力構造だよな、
と感じる方も少なくないと思います。

 

なぜこのニュースを
取り上げたのかというと、、、

多くの会社が、
同じような状況、似たような状態にあるからです。

命が奪われるとか、
強制労働させるとかはありませんよ。

しかし、似たような状況になっています。

社長自身が、

  • 社員と仲が良い
  • 社員から人望がある
  • 社員の意見をよく聞く
  • 社員のことを考えている

と思っていても、
社員はそんな風には思っていません。

第一書記のお国ような酷さ、
命に関わるわけではありませんが、

  • 社長の考えに社員は意見を言い難い。
  • 社長の考えに社員が意見をすると干される。
  • 社長の意見に賛成しないと相手にず無視される。
  • 成功は社長の手柄、失敗は社員のせい
  • 社長が責任をとるとは言うけれど、最後は社員に責任を負わせる

のような扱いをされることを、
社員は知っています。感じています。

現実はこうだ!などと、
社員ははっきりとは言いませんよ。

そんなことを言ったら、
それこそ、無視されるし、
干されるし、異動させられますから。

第一書記のお国ほどではないでしょうが、
危険があるとわかっているからです。

第一書記が見ている世界と
国民が見ている世界がずれているように、

経営者・社長から見えている世界と社員が見ている世界は、
大きくズレています。

あなたに会社勤めの経験があるなら、
お分かりになると思いますよ。

経営者・社長が見ている世界で満足する、
その通りだと思っていると、足元をすくわれます。

経営者・社長から見えている社員の世界が、
全てだと思わないでくださいね。
満足しないでくださいね。

ずれている、大きく異なっている、
真逆かもしれないと思ってください。

経営者・社長のあなたが言っていることが、
社員からはどのように見えるのか。

権限を持つ経営者・社長が言うと、
どのように社員に取られるのか。

受け取った社員はどのように感じるのか。
どのような行動をするのか。

立場、視点を変えて、考える癖をつけましょう。

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