仕事に社員が自ら取り組む理由

公開日:2014/02/13

更新日:2019/04/08


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

社員がモチベーションアップ、やる気をだすことで、
仕事に取り組むようになるには、
社員が動機付けされるようにすることです。

それには、
社員がモチベーションアップし、
やる気を出す、一所懸命になる、
対象と事柄を用意することです。

では、

社員がモチベーションアップし、
やる気を出す、一所懸命になる対象と事柄とは
何でしょうか?

 

モチベーションアップする事

社員のモチベーションがアップし、
やる気を出して一所懸命になれる対象と事柄、
あなたはスパッと答えられますか?

「昇給とか昇格?」

社員の関心毎は昇給、昇格だ、
と思っている経営者の方は少なくないです。

残念!

社員が仕事において関心を持っていることは、
昇給、昇格ではないことが調査でわかっていますよ。

その調査は、

「従業員の意識と人材マネジメントの課題に関する調査」
(独立行政法人労働政策研究所2007年12月調査)

リンクから調査結果の資料を手に入れることができます。

 

社員がモチベーションアップし、
やる気が出る、一所懸命になれること。

特に、
あなたが事業に巻き込む対象となる社員が、
モチベーションアップし、
やる気が出る、一所懸命になれること。

それは、
いったいどのようなことなのでしょうか?

上記の調査資料からも、
その一端は読み取ることができますよ。

重要なことなので、
じっくり時間をとって、
考えてみてくださいね。

・・・

・・・

では答えです。

社員がモチベーションアップし、
やる気が出る、一所懸命になれることは、

(社員)自分自身が成長し、
自分の将来像・目的・目標の実現に関係すること

です。

社員の自分自身の将来像・目的・目標のなかで、
仕事・働くことに関係した、
社員自身にプラスに働く事柄です。

自分自身の将来像・目的・目標が、
今の仕事によって実現に向かう。

となれば、今の仕事に、
モチベーションを持ち、やる気が出す、
一所懸命に取り組む動機づけになります。

社員の自分自身の将来像・目的・目標は、
例えば、

  • 海外で仕事をしたい
  • お客様からの評価No.1のブライダルコーディネーターになりたい
  • ○○のスペシャリストになりたい
  • 事業責任者として事業を切り盛りしたい

などなどです。

表現としては、
もっと詳しいほうがよいのですが、
例ということでお許しくださいませ。

「会社のことも考えずに、自分勝手な!」と、
経営者のあなたは思うでしょうか?

しかし、これが人の素直な感情です。

会社に自分の命を捧げているわけではありませんから、
何があっても、第一は自分のことです。

会社は、自分の事を実現するための、
ひとつの場所であり、ひとつの手段であり、
ひとつの道具に過ぎません。

 

仕事の目標を達成しても、、、

あなたが事業に巻き込みたい社員に、
今の仕事の目標達成を期待すると、
彼らは一所懸命に仕事はするでしょう。

しかし、

自ら工夫してまで、仕事を進んでやろう!

とはなりにくいです。

面白がって仕事をするようにはなりません。

周りの社員を巻き込むこともしません。

淡々と与えられた仕事をこなし、
目標達成を実現しようとします。

与えられた仕事の目標は、
仕事の目標にすぎないからです。

仕事の目標を達成して、
人事考課がよくなっても、
微々たる昇給があるだけだからです。

昇格もあるでしょうが、
今は昇格すれば、
仕事は忙しくなるばかりで、
自分の生活が脅かされるばかり。

役職に昇格することで、
昇格以前より給与総額が下がることも、
少なくありません。

だから、、、

仕事の目標を達成することに取り組んでも、
熱心に、一所懸命に、
モチベーションアップし、やる気を出し、
工夫してなんとかしよう、
とは実は思っていないのです。

もし、、、

今の仕事に取り組むことで、
社員自身の将来像、目的、目標の達成に、
近づくと、社員自身がわかったらどうでしょうか?

あなたが事業に巻き込みたいと考えている社員は、
どのようになるでしょうか?

彼らは、自らいろいろ工夫して、
よりよい方法を生み出し、
よりよい結果を手にしようとします。

なぜなら、、、

モチベーションアップし、
やる気を出してやればやるほど、
自分自身の将来像、目的、目標にプラスになり、
達成に近づくことが想像できるからです。

 

二つの意味づけ

あなたが事業に巻き込みたい、
売上アップの核にすえたい社員は、
今の仕事の目標達成への期待だけでは、
充分ではありません。

社員自身の個人的な将来像、目的、目標の達成が、
今の仕事を通じて実現に向かう、
という意味づけが必要です。

社員個人の将来像、目的、目標の達成に、
今回の仕事がどのように役立つのか?

今回の仕事から何を学ぶことが、
社員個人の目標達成にプラスになるのか?

この点を、事前に明らかにすることです。

あなた自身が、
あなたの経験や知見から、
今の仕事の経験をどの様に活かすのか、
考えておきます。

その上で、経営者のあなたが、
社員が目指している個人的な目標の達成を望み、
実現を期待し、そのために、
日々の仕事の支援をすることを伝えますよ。

仕事の目標設定に続き、
社員の個人的な目標達成のため、

  • どのように仕事に取り組むのか?
  • 仕事から何をどのように学ぶのか?
  • 学びをどのように今後に活かすのか?

その点を、あなたがアドバイスをしますよ。

社員が仕事に取り組み始めたら、
進捗の状況を尋ね、
困っていればアドバイスをして、
実行できるように力を貸します。

あなたが事業に巻き込み、核にすえる社員。

彼らがモチベーションアップし、
やる気を出し、一所懸命に仕事に取り組むためには、

仕事の目標達成だけでなく、
社員の個人的な将来像、目的、目標達成の観点を含めて、
仕事のやり方、仕事の成果、実施する施策を検討します。

そしてフォローアップをおこない、
アドバイスをしますよ。

この様な対応によって、
社員の仕事へのモチベーション、
動機づけとやる気がさらに高まり、
ますます活動の「核」となっていきますよ。

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