習慣をやり続ける具体的な方法

公開日:2019/01/10

更新日:2021/01/06


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

前回、前々回と
物事を習慣にしよう、やり続けよう
と思ったときに

どうやったら実現できるのかについて
あなたと共有してきました。

参照:習慣にするのはカンタン

参照動画(あるいは下の画像をクリック)

参照:習慣をやり忘れた時の対応

参照動画(あるいは下の画像をクリック)

今回は、習慣にする、続ける時に重要となる
2つ目のポイントについて、あなたと共有します。

(動画再生時間:16分30秒)

(BGMには、音楽素材MusMusの楽曲を使用しています)

決めた事をやらなくなる

部屋を綺麗にしておきたい。
整理、整頓した状態にしておきたい。

こんな風に思うことは、少なくないと思います。

そこで、一度、綺麗に片付けるのですが、
一週間もすると元の乱雑状態に
戻ってしまうことが多いと思います。

先日のある情報番組で整理整頓のコーナーがありました。

そこでは、ダイニングキッチンの食卓テーブルの上を
綺麗に片付けておけない若い主婦の方の
お悩み解決をする内容でした。

まず、当然のことですが、
ダイニングキッチンを綺麗に片付けます。

この時の重要なポイントは、
何をどこに置くのかを決めて、そこに収納します。

例えば、買い物バックは棚のここに置くとか、
その時必要な財布、家計簿は
棚のここに置くと決めて、そこに収納します。

そうやって綺麗に片付きました。

これで安心のはずなのですが、
主婦の方には心配事がありました。

最初の部屋の例と同じ様に、
この状態を保てない、
すぐに食卓の上に物が溢れ、
元の乱雑な状況に戻りそうだ、
ということでした。

なぜこの様なことを心配するのかというと、
以前も片付けをしながら1週間も経たずに
ダイニングテーブルの上が乱雑になることを
繰り返していたからです。

同じように思い当たることは、
誰もが持っていることだと思います。

その点は心配だなと私も思いましたし、
私にも思い当たることは当然あるわけです。

どうするのかと思って見ていると、
解決方法は実に簡単なことでした。

習慣化のためにやること

部屋が乱雑になるのは、
きっかけとなる荷物を決められた場所に
収納しないことから始まるそうです。

買い物から帰っての時に、
買い物バッグを決められた場所に収納せず、
ダイニングキッチンの上に置いて、

そこから色々なことを始めるとことで、
乱雑になることがわかりました。

乱雑のきっかけになる買い物バッグを
最初に決められた場所に格納することができれば、
その後の乱雑になることは
防げることがわかるのだそうです。

そこでどうしたのか。

とっても簡単なことです。

最初に乱雑を引き起こす買い物バッグを
買い物から帰ってきた後に、
決められた場所に格納したことを
毎回、毎日、記録します。

記録をするということになると、
買い物から帰ってきた後に、
お財布だとかを出した後に、
買い物バッグを決められた場所に格納して、記録します。

記録をすることによって、
片づけることができた。
だから綺麗になっているということを
確認できる様にしていました。

今まではすぐに乱雑になり、
元に戻ってしまっていたわけですが、

この主婦の方は記録をすることで、
一ヶ月経っても、ダイニングキッチンを
きれいに保つということができていました。

記録することは、
非常に恐ろしい効力があることがわかりました。

習慣に対する自信

習慣にする、やり続けようと思ったことも
これと同じことです。

習慣にしようと思っていても、
やらない時、できない時があるものです。

続かない時があると、
これがきっかけでその先やらなくなることが
少なくないので、

それを回避することが
どうしても必要になります。

先ほどのダイニングキッチンを
綺麗にする、綺麗に保つことと同じで、

実際にやったことを記録することが
有効に働きます。

毎日実施した記録を見ると、
続いているじゃないかと自信につながります。

万が一できなかった日、
やらなかった日があったとしても、

その翌日からまた続けている記録が残っていれば、
たとえ1回休んだとしても
その後も続けられるじゃないか、ということで
それが自分の自信につながります。

やらない時、できない時があっても
ある部分を変えて続く様になったことがわかれば、

自分で自分のことを改善できる
という自信にもつながります。

やることを決める。
習慣にすると計画する。

これをやる方は非常に多いです。
しかし、やったことを記録することは
実際にはほとんどやりません。

記録することで、
続けることができるようになります。

自分が続けられるという自信になります。

やり方を改善できるという自信にもつながります。

やらない時、できない時がもしあったとしても、
またやり続けられるという自信にもなります。

記録することは、
かなりの威力があります。

事業、業務における習慣化

事業、ビジネスにおいても、
同じことが当てはまります。

やろうと決めたなら、
やった事がわかる様に
記録できる様にしておきます。

記入欄を設けておくとか、
実施した日付がわかる様にするとか、
システム的に制御するとか、

やった事を明確に記録として残せる、
記録できることが必要です。

更に進むと、
やらないと次のステップや作業に進めない様に、

システムやプロセスで制御する、
ということもできます。

そうすると次の作業に行かないので、
どうしてもやろうと決めたことを
やらなければならない状態に、
いやでも持ち込むことができます。

それをやって、
そして次の業務に移ることができます。

やったことが記録に残るように
組み込んでおくことがとても重要です。

あなたの事業やビジネスでは、
仕事や業務などでやるべきことをやると決めたこと
これを実際にやったことが
記録できるように仕組みができているでしょうか。
組み込まれているでしょうか。

それともそこは実施する人にまかせっきりで
記録なんてしていないという状況でしょうか。

記録できる、記録が残ることが、
続ける習慣になることの重要な1つの要素です。

これがないと実際のところは
なかなか続けることにはつながりません。

これは個人の習慣、やり続けることであっても、
事業やビジネスあるいは業務の中で
やり続けることであっても、同じことです。

記録できるようにしておく。
記録として残す。
そしてそれがチェックできるようになっている。

ぜひあなたのビジネス、業務、
仕事の中に組み込むことを意識してください。

無料レポート