計画書に書かれていない大切な事

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

経営では、トレードオフは必須です。

経営戦略・経営計画を社員に話すときには、
あなたは腹を括って、
ハッキリ言わなければならないのでした。

「AはやるがBは今はやらない!」と。

参照:戦略・計画について言わなければならない事

ということは、、、

経営戦略・経営計画の中身が、
メリハリが効いていて、
やるべき事と今はやらないことが明記されている
と言うことになります。

重要なので、もう一度、言いますよ。

経営戦略・経営計画の中身に、
やるべき事と今はやらないことが明記されている
ことです。

「そんなこと当たり前じゃないか。」
と応える方もいらっしゃるでしょうね。

本当に、わかりやすくはっきりと
記されているでしょうか?

 

やることは書かれています。
しかし、やるべき事だ!と明記されている事は、、、

実は少ないです。

やるべき事だ、
という強い意思がわかるように書かれているか?
というと、とても疑問だと思います。

計画の中に強い意思が明示されていないので、
実施計画にまで展開すると、
どれもこれもやるような計画内容になっていることが多いです。

実際に、予算の配分が、前年とあまり変わらないのです。

人や金といった経営資源の配分を集中させているのか?
というと、予算配分の数字を見ても曖昧な場合が多いです。

やるぞ!という意思や本気度がハッキリ書かれていないので、
実施の段階を考えると、
当たり障りのない力のかけ方、
資源の配分に落ち着いてしまいます。

だから、一気にガーッと実行することできません。

本来なら、

  • やるべき事に資源が厚く予算配分されるはずなのに
  • やるべき事が実施できるとわかる組織、体制のはずなのに
  • やるべき事に関する実施事項の優先順位が高いはずなのに
  • やるべき事の達成スケジュールが早いはずなのに

この様なこともなく、

どの領域も、どの施策も、
前年とあまり変わり映えしない内容になるのです。

では、やるべき事が明記されていれば
充分なのでしょうか?

残念。足りません。

やらない事を明確にしておかなければなりません

これが無いことが大半です。

やらない事が明確ではないので、
実施計画が総花的になり、
当たり障りのない力のかけ方になってしまいます。

やる必要のないことに人と時間をかけて、
取り組みんでしまうこともあります。

あなたは、社員に向かって、
取り組むべき事と、今は取り組まない事を、
明確に伝えなければなりません。

そのためには、
経営戦略・経営計画の中で、
トレードオフに関する意思決定をハッキリとおこない、
やらない事を併せて明記しなければなりません。

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