「相手の話はじっくり聴く」というあなたへ

公開日:2016/10/20

更新日:2019/04/02


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

今日も暖かい一日でした。
着るものにも気を使わないと、
蒸すし、汗ばむし、、、

昨日、ある方たちと打ち合わせしていて、
なんとも「目から鱗が落ちる」気づきがあったので、
シェアをして、
あなたにも役立てばと思って書いています。

さて、、、

あなたは、社員やスタッフの話を

「じっくり聴く」
「よく聴く」
「傾聴する」

ことが大切だと、
聞いたことや言われたことが、
一度や二度はあると思います。

そこで、社員やスタッフの話を
遮ることがないように注意をしているでしょう。

自分の意見やアドバイスを
言いたいのをぐっとこらえて、
相手に話をさせているでしょう。

相手の言っている言葉を逃さないように、
気をつけて聴いているでしょう。

相手に話をさせ、
言いたいことを言わせてから、
自分の考えを言うようにしているでしょう。

これはこれで必要でしょう。

ただし、これでは「足りない!」ということに、
改めて気づきました。

「何が足りないのか」というと、、、

  • どのような状況を
  • 相手はどのように捉え
  • どのような考えで相手は言っているのか
  • 相手の捉え方、考え方は、聴いている自分とどのように違うのか

この点を把握することです。

そもそも、
相手とその話を聴いている”あなた”や私自身の間では、

話の中身の対象物の捉え方、
それに対する考え方が同じとは限りません

例えると、
オセロの「石」の円盤がありますよね。

あなたが黒い面を見ていたら、
それは「黒色」の石。

相手が白い面を見ていたら、
それは「白色」の石。

この状態で、
石の色について話をすると、
どんなに相手の話をよく聴き傾聴しても、

「こいつ何を言っているんだ。
黒い石を白色だなんていうのは、バカじゃないか」

となってしまいます。

そうなると、

「違うだろう。
白い石なのに黒色というのは、
俺を否定しているのか!?」

と感じて、

「あんたこそ、一体何を言っているんだ」

となって、対立するだけ、
相手のことはわからずじまいのままですね。

通常はこれを繰り返している
ということに、昨晩の打ち合わせの中の話で、
気付く機会があったんですね。

どんなに熱心に相手の話を聴いても、

相手がどの状況をどのように捉え、
どのように考えているか
を知ろうとしなければ、

「じっくり聴く」、「よく聴く」、「傾聴」をしても、
それは言葉を漏らさず聴いただけで、
相手を理解することにはつながらないですからね。

正直、気をつけないと、より意識しないとな、
と私は思いましたよ。

 

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