後継者の覚悟とはなにか?

公開日:2014/08/14

更新日:2019/04/10


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

後継者に必要なこと。

その最初に出てくるのが、

「経営者としての覚悟をもつこと」

です。

ウェブサイトで読んだこと、
人から聞いた事が、
あなたにもありますよね。

後継者は、
経営者としての覚悟が必要だと、
あなたは思いますか?

私も、後継者には、

経営者としての覚悟が必要だ!

と以前は思っていました。

しかし、今は、
そんなこと、
これっぽっちも思っていません。

あるとき、素朴な疑問が湧いてきました。
「経営者としての覚悟」って、
何のことだろう?と。

「覚悟」とは、
受け止める心の準備をすることです。

なにをすると、
準備ができたことになるのでしょうか?

あなたは、この質問に、
スパッと答えられるでしょうか?

はっきりと、
この中身を言っている方を、
残念ながら私は存じ上げません。

後継者の育成をおこなう方の、
言質を整理してみると、

会社を継ぐこと、
事業を継続すること
それを自分がやると決心する

が「経営者としての覚悟」のようです。

私には、
不思議に見えて仕方がありません。

今、社長として、
経営をしているあなたは、
最も重要なことが、

会社と事業が継続すること、

なのでしょうか?

本当にあなたが事業を起し、
あるいは、先代から継いで
連綿と事業をやっている最も重要な意味が、
継続性なのでしょうか?

あなたが事業をおこない、
目指してきたことは、

「事業を通じて、
価値を提供し、社会がより良くなること
だと思うのです。

ちょっと一般的にまとめようと、
しすぎちゃいましたけれど。(苦笑

経営者は、
この部分を後継者が継承することを望んでいる
のではありませんか?

とすると、、、

経営者として、
社会がより良くなる、
価値を事業を通じて提供し続ける
ということを決心する。

これが経営者として、
受け止めることですよね。

そのために必要なことを、
身に付け、揃えることが、
後継者にとっての準備だと思うのです。

ということは、、、

ありがたいお話を聴いて、
会社を継ぐ決心がつきました、
なんてウソっぽいと思いませんか?

後継者が変わり、育つには、

  • 事業が提供する価値がわかり、
  • それにより実現する社会の姿がわかり、
  • 事業の将来像が描け、
  • そのために必要なこと、不要なことがわかり、
  • 具体的な実行策が導きだせる

ようになることだと思いますよ。

そうるすと、
後継者が経営者に成長する、
そして経営者になるために、
何を学ぶ必要があるのかわかってきます。

リーダーシップとか、
コミュニケーションとか、
計画立案とかではない、
ってことです。

今の経営者が、

何を目指して事業をおこなっているのか

を明らかにして、

それを継ぐと決めることが、

先ですよね。

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