後継者問題のほんとうのところ

公開日:2014/09/16

更新日:2019/04/11


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

後継者を選ぶ。
事業継承する。
会社を継ぐ。

後継者問題は、
業歴を経た会社の経営者にとって、
頭を悩ませる問題です。

後継社問題と言うと、

  • 後継者がいない
  • 後継者が育てられない
  • 資産・負債の相続
  • 親族との経営権争い

と言った点が取り上げられます。

どれも重要な問題だと思います。

世の中には、
これに関するセミナーも少なくありません。

これらを解決すれば、
事業承継はスンナリいくだろうと、
以前は私も思っていました。

しかし、、、

私自身が、
縁もゆかりもない会社に行って、
事業承継をした時に、
この考えは全くの間違えだ!
と気づきました。

今日は、後継社問題の、
本当のところのお話。

誰が継ぐか?
負債はどうなるか?
経営権を安全に持ち続けられるか?

これは重要です。

弁護士や税理士の先生のように、
専門家も少なくありません。

解決の方法が、何かしらあります。

もっとも重要で、
かつ、もっともリスクをもっていて、
もっとも今、どうにもなっていないこと、
が残っています。

それは、、、

会社・事業を継続し事業を拡大すること

です。

二代目になったら業績が悪くなった。

跡継ぎが会社を継いだらしばらくして倒産した。

次の代になったら、
手を広げて結局本業が傾いた。

こんな話を、
あなはた聴いたことがありませんか?

人からの話で、
いくつもこのような話を、
聴いたことがあります。

事業承継でもっとも準備をし、
注力しておくべきことは、
「経営の継承」です。

後継者を見つけ出しても、
会社が潰れれば、
あなたにとっても、
後継者にとっても不幸です。

経営権を確保しても、
会社が続かなければ意味がありません。

資産・負債を継承できても、
事業が無くなれば、
更なる負債を抱えるだけです。

事業承継では、
事業を継続するという観点で、
準備と実際の継承と、
その後の経営をおこうことを、
考えておきましょう。

事業承継は、
経営を継がせる、
事業運営を後継者に譲る、
ということを指すのでありません

後継者が会社・事業を継続し、
拡大することができるように、
事前に準備をすることから始まっています。

将来を見据えて、
後継者が継ぐ前から、
地ならしをしておくことが、
現経営者の役割ですからね。

準備をするとき、
今の経営者の考えて、
進めるわけにはいきません。

実際に活用するのは後継者なのですから。

ということは、
後継者と現経営者は、
将来の会社、事業について充分に議論している、
ことが前提になります。

後継者と将来の事業、会社について議論し、
将来像を合わせてください。

これがあるから、
事前の準備を、
現経営者、後継者が、
ともにそれぞれの立場でできるのですから。

それがスムーズな事業承継。

承継後の事業、会社の、
継続と拡大につながります。

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