現経営者のあなたが、
後継者が事業承継できる状態にあると
認めることができるように、
後継者を育成することです。

計画をつくり、
後継者が受講できるよう、
時間やお金の調整をする。

実際に受講させ、育成する。

このことは、現経営者が整え、
自らも関与する事が、
大切なことをお伝えしました。
参照：後継者の育成は任せ放しにしない

後継者任せにしない、
ということです。

しかし、あなたが全部を、
主導する事は避けましょう。

後継者の意見、考えも聴いて、
後継者の育成計画を検討してください。

なぜなら、、、

与えられる事柄を、
人は真剣に学ぼうとはしにくいからです。

全てを与えると、
自ら手に入れようとはしなくなる
からです。

与えられると
与えられる事を待つようになる
からです。

後継者が受け身で学んでも身につかないし、
さらに学ぶことには、つながらないからです。

経営者は自主性が必要なのに、
学ぶことを自分から行わなくなる可能性が、
高くなるからです。

自ら学ばない後継者は、
あなたが望む姿ではありません。

後継者の育成計画は、
現経営者のあなたと後継者で、
どんな事をどんな方法で学ぶのか、
一緒に検討しましょう。

実際に後継者が、
計画に沿って講座やセミナーを受講したら、
どこまで到達したのかチェックしましょう。

受講した内容を素に、
育成計画を見直しましょう。

足りない事は追加して、
補って学べるようにしましょう。

後継者が学びたい事を、
計画に付け加えていきましょう。

達成状況にも、
付け加えていきましょう。

後継者育成は、
現経営者が全てを、
主導するものではありません。

後継者に、
すべてを任せるものでもありません。

後継者の育成では、
現経営者と後継者が一緒に検討し、
学び成長する過程を共に創り上げるものです。