こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
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売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
事業承継をするとき、
後継者が決まっているのかという点は、
事業承継の実施に関する大きな課題です。
実際には、
「後継者候補の息子が、
継ぐ気がないみたいだ」
「継がせたいけれど、
後継者が継ぐ気持ちになっていない」
と悩む経営者の方は少なく無いです。
「後継者が『継ぐ覚悟』を決めれば、
自分も今の事業を何とかしていこうと思うのに。」
このようにおっしゃる方も、
少なくありません。
このように経営者の方がどんない思っても、
後継者は『覚悟』することができません。
参照:後継者は『覚悟』なんかできない!
そもそも、自信がないので、
『覚悟』というか『決断』ができないことを、
後継者に必要な『自信』とは何か?で、
お伝えしました。
もう少し考えると、
『覚悟・決断ができない』
原因がもうひとつあることに気づきます。
この原因は、
『自信がもてない』ことの原因にも、
なっています。
その原因は、、、
「経営・事業運営ができるだけの能力があるのか?」
後継者自身が疑っているからです。
経営、事業のやり方に関する情報が、
今は、大量に飛び交っています。
技術や方法が、
ドンドン変わっているからです。
20年ぐらい前まで、
インターネット、ウェブサイトは、
特別なことでした。
ネットが当たりなると、
ECサイトでの販売が現れ、
今は、多くの販売サイトが溢れています。
まだ取り組んでいないと、
「遅れているのか?
競合に負けるかもしれない!」
と焦ることもあるでしょう。
Twitter、FaceBookが商売に使える、
ということも、
もう忘れ去られてしまっています。
実際、商売には、
コンサルタントが言うほど、
簡単には使えませんしね。
人材育成についても、
諸説が現れ、そして忘れ去られていきます。
この大量の情報の中で、
何を学べばよいのかわからないまま、
時間だけが過ぎていきます。
社員としては働くことができても、
経営をおこない事業を進めていくことを、
どうやればよいのかは、わからないままです。
ちょっと考えてみてください。
あなたは卓球を始めました。
石川佳純選手や、
平野美優選手、伊藤美誠選手のプレイを見て、
ちょっとやってみたくなりました。
そこで、
卓球の練習をやっているクラブチームに顔を出し、
練習ゲームをやってみると、
ちょっとおもしろかった。
このまま続けて、
やってみることも「あり」だと思いました。
では、あなたは、
卓球の練習を続けるのでしょうか?
毎日、素振りをするでしょうか?
卓球の選手を目指すでしょうか?
・・・
・・・
・・・
いかがですか?
殆どの人が、
練習は続けないでしょう。
選手を目指すことは無いでしょう。
当然、
卓球の選手になることはないでしょう。
日本のトップクラスの選手ではなかったとしても、
卓球の選手になることはないでしょうね。
なぜなら、、、
あなたには、
卓球の基本、基礎がわからないからです。
実践でのやり方もわからないからです。
当然、練習方法もわからないからです。
技術書を買って読み、
練習をしたとしても、
打ち方、コースが正しいのかわからないので、
やがて止めてしまうでしょう。
何をどうやればうまくなるのか、
試合に勝てるようになるのか、
わからないからです。
卓球はわかりにくい、というならば、
ゴルフでもいいですよ。
楽しむくらいなら、
自分でビデオや専門書を読み、
打ちっぱなしで練習をすれば、
1ラウンド100ぐらいまでは、
なんとかなるでしょう。
しかし、そこまででしょう。
卓球の場合と同じように、
自分のスイングがどうなのか、
わからないからです。
どう直せばよいのか、
わからないからです。
趣味で流行っても、
シングルプレイヤーを目指して、
クラブコンペに出ようとか、
さらにプロを目指すとか、
ということにはならないでしょうね。
で、、、
後継者も同じことです。
何をどうやっていいのかわからない。
何を身に付ければよいのかわからない。
この状況で、
継ぐことを『決断』しろとなっても、
それは難しでしょう。
卓球でも、ゴルフでも、
スクールやコーチについてやっているうちに、
「この先も行けそう」とか、
「もっとやれそう」ということに、
普通の人はなると思いますよ。
「これ絶対好き!
だから私は絶対にやらなきゃ!」
と思わない限り、
『決断』はできないものです。
自分の能力への自信、
やることへの期待がなければ、
『決断』はできないものです。
とうことは、、、
後継者は、経営・事業運営について、
学んでみることです。
学ぶ内容は、
基礎・基本と、
それを実現するための視点・考え方、
そして実践する方法です。
テクニックだけを覚えても、
成果はでません。
そのテクニックが、
あなたの事業に適している保証はないからです。
しかし、基本、基礎、考え方、視点がわかっていれば、
テクニックの結果を評価して、
改善することができますからね。
そして、、、
学んだことを実践して、
自分がやっていけるのか、
なにが足りないのか、
やってみてどんな気持ちになるのか、
を感じてもらうようにしましょう。
手応えを感じられれば、
『覚悟・決断』に繋がる可能性が高くなります。
手応えもなにもないところで、
息子だから『覚悟を決めろ!』となっても、
すくむことはあっても、
決断は難しいでしょう。
まず、学ぶ機会を設けることをしましょう。
その機会を設定できるのは、
経営者のあなただけです。
あなたが、
後継者の時間を生み出し、
必要な資金を調達し、
学ぶことに送り出しましょう。
学びを実践することを、
経営者のあなたが、
サポートしましょう。
そして、
後継者に経験を積ませましょう。