後継者は社外の人が良いのか!?

公開日:2015/03/30

更新日:2019/04/14


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

3月27日、
「金曜は決戦!」だったのですね。

何の決戦だったのか?というと、、、

親と娘の親子喧嘩ならぬ、
大塚家具の御家騒動。

決戦の場は株主総会。

土曜日、日曜日の情報番組では、
この件に関する話を取り上げていました。

日曜日の朝、某民放の番組では、
大塚家具の御家騒動から、
これからの経営の姿について、
取り上げていました。

私立C大学の経営系の教授が、
フリップを使って力説しているところから、
ちょっと観たんですけれどね。

現場からの叩き上げ社長では、
これからはダメだと説明しているんです。

これからは、
「経営のプロ」を外部から入れる事だと。

後継者として、
経営のプロを外部から入れるんだ、
と力説しているのです。

「経営のプロは、
例えば、MBA主席の人だ」、
なんて説明しています。

あなたはこの点、どう思いますか?
その通りだと思いますか?

正直に言いますね。

観点がズレているなと私は思います。

大学教授先生の意見に、
賛同できないのには理由があります。

「プロ経営者」って、
どんな人なのでしょうか?

それは、MBAを持っている事なのでしょうか?

それに対する答えは、
どこにもありません。

わからないモノを並べられても、
賛同もへったくれもありません。

何が必要なのかわからないのですから。

でですよ、、、

MBAで学んだとはいえ、
それは理屈を知っている、というだけの話です。

さらにいうと、
MBAで経営を学問として学ぶことは、
後だしじゃんけんで勝つ様なものです。

理屈に合うように、
現実の解釈をして説明をするのが学問。

それが、
いいとか、わるいではないです。

知識としてもっていないと使う事ができないので、
学ぶことは必要です。

例え後だしじゃんけんでも、
その理屈を学ぶことは、
知らないよりは良いでしょう。

ただし、経営の現場は、
後だしじゃんけんではなく、
常にじゃんけんをして、
選択を迫られているのです。

さらに、
理屈を知っている事と、
できる事とは別物です

MBAを持っている人が全てダメ、
ということではなく、
それが基準になる事が怪しいと思うのです。

さらに、冷静に考えると、
事業の現場を知らなければ、
机上の空論を実施することになってしまいます。

実際にコンサルが入って、
理屈を振りかざして、
実行に至らなかった会社の話は、
ゴロゴロしています。

実行して、ぐちゃぐちゃになった、
なんて会社も、
あなたの周りにもあると思います。

そうすると、、、

例えば、MBAを取得している人、
あるいは中小企業診断士をもっている人を、
「経営のプロ」として据えるよりも、
もっと効果のある方法があると思います。

それは、現場を知っている、
現場から叩き上げの人が、
適切に経営をできるようになる!
ことが良いと思いませんか?

「ええっ!そうなると、
MBAをとらなきゃならないの?」
なんて思いましたか?

正直言うと、
MBAの内容なんて必要ありません。

経営の本質は、
もっと易しくて、簡単でわかりやすいものです。

それは、
「商売の本質」ともつながっています。

「商売の本質」とは、
お客様は「商品・サービス」ではなく、
商品・サービスによって手に入る「価値」を求めている
ということです。

となると、、、

あなたの「事業の提供価値」が、
ハッキリと設定できていると、
商売の本質に沿い繁盛に向かう、
ということになります。

このような、経営の本質は、
考え方とやり方を学び、実践する事で、
身につける事ができます。
活用する事ができます。

難しくはありません。
考え実践する事で、
身につける事ができますよ。

追伸:
今日、書ききれない事、
例えば、社員を事業に巻き込むとか、
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