こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
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3月27日、
大塚家具の「金曜は決戦!」の株主総会。
結果は、娘の社長の勝利。
ただし、一説には、
社長を支持した投資ファンドは、
今回の騒動による株価上昇に乗じて、
半分近い株を手放し、
50億からの利益を得たとか。
となると、
株主比率が変わるので、
18%を保有する会長が今後は優位。
となると、臨時株主総会が開かれて、、、
なんてキナ臭い話も出ていました。
で、、、
ある報道系の番組で、
私立C大学の経営系の先生が、
力説していました。
今回の大塚家具の騒動は、
創業社長の過去への回帰という、
一種の暴走をとめるためだとか。
その話から、
社長の暴走を止めるためにも、
今後はさらなる企業統治が必要だと。
「取締役会」というものがあるのですが、
企業統治を実現するには、
今の取締役会では機能しないと。
それはそうですね。
役員を社長が選出して、
株主総会で会社提案をおこない、
社長を信任しているから決まるのですから。
そんな役員が、
社長を抑える事なんかできるはずがないです。
ということで、
社内取締役に、
社長のお目付は任せられない。
となると、
社外取締役だ!
という論理のようです。
もうこの理屈で、
うさん臭いことこの上ない、
と思ったわけです。(笑
番組の中でも、
ほかの出演者から指摘されていましたが、、、
社外取締役を設けたから業績が良くなった、
という事例はないんです。
まず、社外取締役の存在と、
業績には関連性はないんです。
そうすると、
社長が暴走している!という理論も怪しいです。
社外取締役がいて、
社長の暴走を止めたから業績が良くなった、
というわけではないのですから。
大塚家具の場合だって、
元に戻る事が適切か、
社長が進めるカジュアル路線が適切か、
単純にはわからないですからね。
では、万が一、
社長が暴走したとして、
社外取締役が、
お目付役として止められるでしょうか?
ほとんどの会社では、
難しいと思いますよ。
社外取締役であっても、
ほとんど場合、社内取締役と同じように、
社長からの依頼で選出され、
株主総会に議案として提示されるのですから。
通常は、任命してくれた社長には、
楯突かないわけです。
確か、大塚家具にも、
社外取締役の弁護士さんとかいたはずです。
しかし、機能しなかったわけです。
そして、今回の御家騒動なのですから。
この議論の問題点は、
社外取締役を導入するとか、
しないとかという点ではないんです。
何が問題、課題なのか?というと、、、
「仕組みでなんとかしよう!」
という点です。
本来、仕組みは、
目的を達成するために導入します。
今回で言うと、
社長の暴走を止める。
というより、
会社、事業として健全に存続、発展する、
ということです。
先ほどから述べているように、
社外取締役という仕組みをいれても、
現実には、
社長の暴走は抑止はできません。
現状の選任方法では、
健全な経営に社外取締役が、
効果をもたらすかも疑問です。
仕組みをいれていても、
まったく仕組みは形だけだった、
ということになります。
一般論で仕組みを作っても、
実際には効果はないということです。
もっというと、
状況によって作る仕組みは変わる、
ということです。
頭で物事を考えていると、
現実味のある内容が思いつかないようです。
それは、私も経営コンサルタントのときに、
散々経験しましたから。
でもですよ、
実際に事業承継をされ経営の現場に立つ事で、
理屈以上に使える視点を、
手に入れることができました。
それを実践した経営者の方が、
未経験で参入1年半で顧客満足度No.1で大繁盛、
3年で売上4.2倍の飲食店、などなどの結果を
産み出しているんです。
今回の場合は、
社外取締役というより、
経営、事業が健全に継続、成長する、
という姿を詳細に明らかにする事です。
健全に継続、成長する経営、事業の実現のために、
明日から、何をするのかを、
明らかにする事です。
明らかにするには、
たった5つの設問に、
経営者、後継者のあなたが、
真剣に答えるだけです。
あとは、そこに、
社員を巻き込んで行動につなげる、
それだけのことなんですね。
具体的にどうやるのか?は、
【社長の講座】でお届けしています。
あるいは、その中でお伝えするセミナーでも、
まとめてお伝えしています。
この機会に、
【社長の講座】に加わってくださいね。
加わってみて、ヤッパリ止めた!というときも、
簡単に、止めることができますよ。