「後継者の育成」だけじゃない!?

公開日:2015/05/15

更新日:2019/04/14


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

事業承継をする後継者は、
経営者としての能力を身につけるため学び、
育成する必要があると、
多くの経営者、社長は考えています。

社長の座を後継者に譲る「Xデー」に向けて、
後継者は多くのことを学び、経験をして、
準備をすることになるでしょう。

そこでの学び、経験を活かし、
社長になってから、
会社、事業が継続し、成長するように、
活動をすることになりますよね。

事業承継をする、
社長の座を譲る「Xデー」まで、
短くても数年、あるいは5年、10年はかかると、
多くの経営者が考えています。

実際に、そのくらいの月日がかかります。
その間に後継者が学ぶことは重要です。

しかし、その間に、後継者だけが、
経営について学ぶ、能力を高める、
ということでしょうか?

社長、経営者のあなたは、
学ぶことはないのでしょうか?

  • 日頃の経営、事業をやることで時間がない。
  • 今までやってきたことだからよくわかっている。
  • 継いだ後は、後継者がやること。いまから私が学んでも、、、

言い分はいろいろあるとは思いますが、、、

正直に言うと、
社長、経営者のあなたも学ぶ必要がある
と考えています。

後継者はいろいろなことを学びます。

経営者、社長のあなたが知らないこと、
気づかなかったことも、
たくさん学び、経験するでしょう。

学び、経験から、
改善や改革、新たな視点ややり方、
いろいろなことを考えつくでしょう。

社長の座を譲る「Xデー」までは、
後継者の考え、アイデア、やり方に、
最終的にゴーサインを出すのは、
社長のあなたです。

そのあなたが、
後継者の考え、アイデア、やり方を、
評価できるるでしょうか?

評価するだけではありません。

現在経営をしている、
社長のあなたの知見、経験、考え。

これは後継者にとっても貴重です。

参考になることも、
役立つことがたくさんあります。

この今までの知見、経験、考えを活かし、
適切なアドバイスをして、
改善策、改革案、やり方を、
社長、経営者のあなたがよりよく育てる、
ことができるのではないでしょうか?

 

あなたも、後継者の学びの中身を、
少なからず学んでいると、
あなたの知見、経験、考えを、
「Xデー」に向けて活かすことができます。

  • 後継者が学ぶ中身を経営者のあなたも学びましょう。
  • 経営者のあなたが学んでよかったことを後継者も学びましょう。

何が良かったのか?
どの点が役立つのか?
経営者と後継者で、お互いに知見を共有しましょう。

気に食わないものでも、
経営、事業の視点で考えて、
必要なことは学びましょう。

事業、会社を後継者に引き継ぎ、
その後も継続し成長させるためです。

必要な学びには、貪欲になった方がいいです。

 

ビジネス書を読んだなら、
お互いに薦めて読むことができます。

同じセミナーを、
経営者、後継者が、
それぞれ受講することができます。

セミナーや講座の場合、
時間的に難しい社長さんも、
少なくありません。

時間を作ってでも、
受講した方が良いのは事実ですが、
どうしても難しなら、
受講内容を報告してもらいましょう。

といっても、
よくある、紙ぺら一枚の報告書とか、
短い時間での報告、
なんてことではありません。

受講した後継者から、
受講内容を丁寧に、
教えてもらってください。

 

時間は必要ですが、
受講するよりは短くて済みます。

受講内容を経営者の教えることで、
後継者の復習、訓練にもなります。

一石三鳥ぐらいの効果があります。

このようなことをやれば、
あなたと後継者は、
一応、同じ知識レベルに立ちます。

同じ知識レベルにないので、
議論をすると食い違いばかりになります。

共通の知見の上に立って話ができないので、
感情が先立って口論になります。

知見が同じなら、
「◯◯の観点で事業の将来を考えよう」
というように、
観点、ポイントを明らかにして、
意見を戦わせることができます。

社長、経営者のあなたも、
後継者と同じように、
経営、事業運営について、
学び、知見を広めましょう。

学びを実践して経験を高めましょう。

今の経営、事業に、
その学び、経験を活かしましょう。

後継者と一緒に学び、考え、
将来に向けて、事業、経営を進めて行きましょう。

事業承継の「Xデー」までは、
まだまだ時間があるのですから、
それまでにやれることは、
経営者、社長のあなたにも、
後継者にもたくさんありますよ。

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