こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
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経営戦略で必ず出てくる言葉、
「強みと弱み」について考えてきました。
一体何を基準に、その事項が、「強み」と判断できるのでしょうか?
「弱み」とすることができるのでしょうか?
「強み」は、選び出す条件・基準を示しました。
参照:
前回は「弱み」をどう捕らえるか、でした。
参照:「強み」ではない事柄は「弱み」なのでしょうか?
前回は2点を示しましたが、
本当に「弱み」を選ぶには、他に重要な基準があります。
今回は、その「弱み」を選ぶ、本当の基準のお話。
少しだけおさらいをしておきましょう。
なぜ、
この観点では「弱み」にならないのでしょうか?
1は、「強み」の場合と同じように、
対象事項に関する競合の状況が、
現実には正しくわからないことが多いためでした。
2の観点で洗い出される事項には、
「本当はやらなくても良いこと」が含まれているからでした。
では「弱み」となる重要な基準は何でしょうか?
この点が前提にある事柄が、
そもそも「強み」、「弱み」を検討する対象になります。
にもかかわらず、その事項が、
売上向上・収益増加へのパフォーマンスが悪いこと。
これが「弱み」とする基準です。
社内の数値として想定している基準値、目標値があるでしょう。
それが実現できているのかどうか、で判断すれば、
ここでのパフォーマンスの良し悪しを見ることができます。
例えば、
この場合、直販営業になにか弱みがあるということでしょう。
次に、営業のやり方について、同じ様な観点で見ていくと、
詳細な「弱み」が明らかになります。
例えば、、、
(基準は、業界標準の粗利率があれば好ましい。
無い場合でも、会社として想定している値があるはずなので、
それを基準に考えればよいですね。)
実態は15%だった。
この場合、プロジェクトマネジメントに、
当社としてのなにか弱みがあるでしょう。
そこで、
実際どのようにプロジェクト管理をおこなっているのかを追求し、
管理方法のどこにコスト(お金、時間を含む)をかけているのか、
を明らかにすると、本当の「弱み」が見えてくることでしょう。
この様に基準を定めると、
「弱み」の内容を具体的に、
詳細に掘り下げることができます。
なお、前回お伝えした2番目の弱みの基準の
注意点を補足しますね。
実現すべきビジネスのやり方を考えてください。
この時、ビジネスにおいて、
必要と考えられるにもかかわらず実施していない事項、
実施しているけれど成果が出ていない場合があります。
この事項は、
今回のようなコストに関するパフォーマンスの観点に関係なく、
「弱み」として扱うべき事項です。
念のため。