理念の中身を同じに理解する

公開日:2016/02/12

更新日:2019/04/05


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

前回の記事「わからないから社員のやる気がでない!」で、
会社の「理念」を書きだして、じっくり眺めてみると、

どんな姿になることなのか?
何をすることなのか?

これが良くわからない言葉が並んでいる場合が少なく無い。
そして、あなた自身、中身が良くわからないことも少なくない。

というような内容をお伝えしたところ、
「いやいや、私は何をどうすればよいか、よく判っている」
とのご意見をある経営者の方からいただきました。

 

それは素晴らしいことだと思います。

 

しかし、、、なのです。

 

あなたご自身は、
「何をどうすればよいか、私はよく判っている」
なのだと思います。

そこで、次の事を確認してみてください。

あなたの会社の「理念」について話したとき、

他の役員、主要な管理者、社員は、
あなたと同じ姿を想定、イメージしていましたか?

あなたと同じ姿を目指していましたか?

実施しようと考えていることは、あなたと同じでしたか?

複数の人、役員、管理職、社員と
「理念」の理解度合いを話し合ってみると、

あなたは判っていても、
相手は知らなかった、判っていなかった。

これが一番良くあるケースです。

これでは「理念」がちっとも役に立ちませんね。

 

もう一つあるケースは、、、

相手も「理念」の中身は判っていたが、

あなたと相手の判っている中身が
異なる、重なっていない

という場合です。

他の経営陣、管理職、社員が、
「理念」を知っている、わかっていても、
あなたと同じ内容を判っていないとダメってことです。

重なっていないということは、
実際の行動もずれるって事です。

ずれるという事は、やることはちぐはぐなので、
当然結果は出にくいです。

お互いに、やっていることを批判し合うこと、
やる内容について激しく衝突することもあるでしょう。

そうなると、あなたもそうですが、
社員のやる気が失せることも多々あります。

「なんで俺は、
こんな事で一所懸命やっているだ?」
と疑ってしまうから。

お互いに、理解していること、
考えていることが重ね合わさっていることです。

そのためにも、
小難しい言葉で綺麗にまとめてしまうのではなく、
具体的でよく判る言葉での表現が好ましいです。

難しくて、中身がわからない。
だけれど格好が良い言葉が並んでいても、
成果が出ないなら、
なんの役にも立ちませんからね。

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