経営者・社長は思い込みから脱出する!

公開日:2016/05/10

更新日:2019/04/04


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

本日の内容は、
経営者は骨董が趣味の人と同じ です。

テレビ東京の番組、
「開運!なんでも鑑定団」
という長寿番組をご存じだと思います。

一般の方が、自分の骨董品を持ち込みます。
鑑定団が地域に出張した時に、持ち込んできます。

本物もありますが、偽物は少なくありません。

出品するご本人は、

故宮博物院のカタログに同じものが載っていたとか、
以前の番組で同じ作者のものが高価だったとか、
著名な作者の名前の落款だからとか、

あるいは、
表具屋が良いものだと言ったから本物だとか、
オークションでたくさんの人が入札したから本物だ、
骨董商が勧めてくれたから、
自分は長らく骨董を集めているから、

などなど、いろいろな理由で、
多くの方が「本物だ」と思っています。

登場したお宝の作者の解説を、
お宝鑑定の前に番組が編集して流します。

その作者の本物作品を見ると
画材の色彩、表現方法、画風、落款などが、
テレビを通して見ても、かなり違うと思える品物もあります。

鑑定士が鑑定すると、偽物ということが少なくありません。

先ほどのような曖昧な理由でも、
一度でも思い込んでしまうと、疑わなくなってしまうのでしょうね。

それ以上は、
調べなくなってしまうのでしょうね。

不都合なことでも都合よく考えてしまい、
偽物と思えなくなってしまうのでしょうね。

本物のはずが偽物に鑑定され、
鑑定額も低くて、かわいそうにと思います。

 

かわいそうなのですが、
経営・事業でも、
骨董が趣味の方と同じ様な事が起きています。

一度信じてしまうと、
疑問に思えなくなってしまっています

一度うまくいくと同じ事を繰り返し、
うまくいかない、成果がでないにもかかわらず、
これでいいんだと信じ込んでいます

少しでも視点を変える、調べることをかえると、
わかることが少なくないのですが、、、

視点を変えることは、自分ではなかなかできません

視点を変えた途端、
自分の考えが適切ではない現実を、
突きつけられることが嫌だからです。

他の人の意見を聴くから、
別の視点に気づく事は少なくありません。

自分の考え、意見は大切ですが、
常に、他の視点、立ち位置は何か、
そこから見るとどう見えるのか、を探してください。

骨董品の鑑定をするように、
外部にご自身の考えを相談してみましょう。
意見を聴きましょう。

他の考え、意見を、
最終的に取り入れるのかどうかはあなた次第ですが、

偽物を本物と信じる人のように
知らずに信じ続けるのか。
それとも、知った上で選択するのか。

この差は、本物と偽物ぐらい、大きな差になると思いますよ。

 

私自身、仕事について、
相談して気づき、変わった経験があります。

サッカーや化学の研究でも、
相談したから気づき変えることできて、
よくなった経験があります。

あなたが他の人に相談し、意見を聴いて、
別の視点、見方がわかり、
うまくいったこと、成果を手にしたことがあると思います。

それはどんなことでしょう。
どのような結果を手にしたでしょう。
思い出してみてくださいね。

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