一所懸命の取り組みを成果・結果につなげる方法

公開日:2016/08/09

更新日:2019/04/03


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

 

リオ・オリンピックの試合結果が、
日々、伝えられています。

多くの選手が金メダルを目指しているでしょうが、
誰もがそれを実現できるわけではありません。

ただし、一所懸命に取り組んだ選手が、
オリンピックの代表になり、オリンピックの舞台に立ち、
メダル獲得に近づくのですよね。

このようなお話を、
社員を評価する観点とは?
でお伝えしました。

しかし。

選手自身がどんなに一所懸命に取り組んでも、
やっていることがズレていては結果に届きません。

無駄骨を折ることになります。

選手に何を一所懸命に取り組ませるのか、
コーチや監督の指導・アドバイスが
とても重要になるということですね。

コーチや監督によって、
選手やチームの結果が変わることは、
とても頷けることだとあなたも思いませんか。

このように考えると、

経営・事業の場合、現実はズレまくっていることに、
あなたは直ぐに気づかれると思います。

今期の事業や部門の目標を社内で決定したあと、
目標を目指して業務や施策として行うことは
ほとんど全て、全部、社員任せです。

社員は一所懸命に取り組むのですが、
目標にはなかなか到達しません。

取り組んだ結果に対して、
「目標に達していない!」と批判し、
「なんとかして挽回しろ!」と社員の尻を叩きます。

毎年毎年、同じことを飽きもせず、
なんの疑問も持たずに繰り返しています。

不思議なことだとあなたは思いませんか?

一所懸命に取り組む内容が、
結果に大きな影響を与えるのでした。

これがスポーツに限らないことは、容易に分かると思います。

それにもかかわらず、
一所懸命に取り組む中身は誰も気にかけていません

実施する社員(「選手」に当たる人)に全部、任せきりです。
結果だけが全てで、原因も過程も、だれも気にしていません。

そして結果が思う様にならないと、
社員(「選手」に当たる人)が槍玉にあげられ、
非難され、批判されます。

このやり方で結果が出て、
目標が達成できるのかといったら、あなたはどう思いますか?

どんなに社員が一所懸命に仕事に取り組んでも、
やっていることがズレていたら結果にはつながりません。

一所懸命にやっても、
怒られ、怒鳴られ、目標未達と評価されたら、
社員は疲弊するばかりです。

目標を決めるだけでは、目標を実現することは難しいです。

目標を実現するために、
一所懸命に取り組む内容を、
社員に任せずに明らかにしましょう。

正直に言いますよ。

取り組む内容を社員に任せているから結果が出ません。

一所懸命にやっているのに、社員が疲れるばかりで結果がでません。

そろそろ気づきましょう。

結果をだすためには、一所懸命に取り組む内容が重要なことを。

一所懸命に取り組む内容で、結果が変わってしまうということを。

毎年、同じように目標を決め、結果を評価しているのに、
結果がでないことを繰り返している事実を。

オリンピックの競技を見ながら、改めて思ったことでした。

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