『質より量』の量とは?

公開日:2016/10/26

更新日:2019/04/02


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

「学習しても活かせていない」という現実
内容について、連絡をしてきた知人の話を
一般的な考え方とは逆
のなかでお伝えしました。

知人の考えは、
『量より質』ってこと?という疑問でした。

実際には、
『質より量だよ」ということでしたよね。

この話の続きです。

「『量より質』ではなくて、
『質より量』だったってことですか。

それは考えつかなかったです。
ということは、、、

ビジネス書を多読して、
情報をたくさん仕入れること、
それは読書を繰り返すことだから、
それ自体が量だ、
ということにならないですか?」

と知人が再度、質問してきました。

この質問について、
あなたは、どのように回答をするでしょうか?

いかがですか?

ビジネス書を読む、多読する。
何冊も何冊も速読する。

このことは、

ビジネス書などを読むことを何度も繰り返している。
本を読んで情報を仕入れることを何度も繰り返している。

このように考えることができます。

本を読み情報を仕入れるという行為について、
量をこなしているように見えますよね。

『質より量』と言っている『量』に、
このことは該当するでしょうか?

いかがですか?

知人に訊いてみました。

「本をたくさん読み情報を仕入れる。
本を早く読んで情報を仕入れる。

情報を仕入れることを、
◯◯さんは本当に実現しようと、
考えているのですか?」と。

「えっ?どういう意味でしょうか?」と、
知人の◯◯さん。

情報を仕入れられたらそれで十分ですか?

それとも、
ご自身の仕事や生活に、
得た情報を活かすことを望んでいるでしょうか?

どちらでしょうか?ということです。

答えは明らかだと思います。

得た情報を活かすことが、
本当に望んでいることですよね。

だとしたら、、、

たくさん本を読む。
速読すること。

これは情報を得るための
手段にすぎないので、
この量をどんなに増やしても、
情報を活かすことにはつながらないですよね。

情報を実際に活かすための行動を、
繰り返し行うことが量につながると思います。

私も以前、この点を勘違いしていました。

多読、速読をして、
読んだ本の量に満足していました。
知った情報の多さに満足をしていました。

でもですよ、
何も変わりませんでしたよ。
当然ですよね。

得た情報をもとに、
何度も実際に使い、繰り返して、
やっと活かせるようになりましたから。

なんでも量をこなせば
いいわけじゃないんですね。

本当に望んでいること。
この実現に直接つながることを、
何度も繰り返すことで、
初めて『量』になるのだと思いますよ。

 

無料レポート