戦略の仮説で「リスク」を背負い込む!?

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

コンサルタントは凄いけれど、
コンサルタントに任せているから、
あなたはとんでもない「リスク」を、
背負い込んでいるとしたら???

どの様なリスクを、
あなたは背負い込んでしまうのでしょうか?

戦略系のコンサルタントは、
戦略の仮説を立て、
それを立証するように現状分析をおこないます。

故に、分析結果と戦略が論理的に結びついています。
説明を聴けば、「そうだな~」と納得します。

当たり前ですね。

結果を先に決め、
結果に沿うように原因分析をしているのですから。

思考としても、検討方法としても、
後者の手順が優れていることは、
簡単にわかりますよね。

 

仮説が問題です!

「さすが、コンサルタント!」

「やっぱりコンサルタントは違うな~
依頼して良かった!」

と、あなたは思いましたか?
感心しましたか?

戦略の仮説の部分で、
恐ろしいリスクを抱え込んだかもしれないのに、
コンサルタントに感心するのでしょうか???

ここであなたに質問です。

コンサルタントが設定した戦略に関する「仮説」

誰が中身を確認したのでしょうか?

あなたの会社で、
誰がその仮説を適切と判断したのでしょうか?

そもそも、
コンサルタントが最初に想定している、
戦略の「仮説」の中身を、あなたはご存知でしょうか?

・・・

・・・

コンサルタントが設定した戦略の仮説。

社内の誰も知りません。
社内の誰も確認していません。
社内の誰も、理解していません。

コンサルタントからの支援活動報告の段階になって、
初めてあなたは事業の目指す姿を聞かされます。

あなたの会社の行く末を、
第三者のコンサルタントに、
任せてしまって良いのですか?

彼らの考えを受け入れてしまっていいのでしょうか?

これはとんでもない「リスク」、
ではありませんか???

 

業界特化している?

「業界に特化しているコンサルタントだから、
誤った仮説は立てないでしょう。」

そうですね。

「業界特化」のコンサルティングを、
ズーッとやってきた人ですからね。

その業界に特化したということは、

  • あなたの会社の「仮説」は、業界他社での取り組み内容が、組み込まれている可能性がある、ということです。
  • あなたの会社の戦略は、他社のコンサルティング時には、他社の戦略に容易に組み込まれる可能性がある、ということです。

競合に追いつくことはできるでしょうけれども、
競合から抜け出すことができるでしょうか?

すぐ追いつかれそうで、
抜け出すことは難しそうですよね。

コンサルタントが作成した戦略は、
現状分析との関係があるので論理的には納得できます。

しかし、上記のことを考えると、
戦略内容は一般的、あるいは競合に似ている、
そして机上の理屈、
と評価されることが多くなります。

基本や基礎というより、
いままでの業界での経験、やり方をそのまま持ち込むからです。

 

あなたの会社のことを知っているか?

業界特化のコンサルタントは、
その業界のプロで、業界のことを良く知っているでしょう。

しかし、、、

あなたの会社の事を、
どれほど知っているのでしょうか?

数回のヒアリング程度で、
あなたの会社のことは、
わかる程度の内容なのでしょうか?

コンサルタントが作る中身について、
「現場の状況をよくわかっていない。
実行できる内容になっていない」
といった評価を社員から受け、
実行されないことが多々あります。

コンサルタントが策定した結果、
成果物が「ロッカーの肥やし」となり、
実行されない状況をたくさん目にしてきました。

社内に開示もせず、
仮説の確認も取らず、
その時だけ現れたコンサルタントが、
「勝手に」設定した戦略を、
現場の社員が一所懸命に取り組むでしょうか?

戦略策定に携わるコンサルタントは、
実行には関与しません。
理論を組み立てるところしかやりません。

それでもあなたはかれらの「仮説」を、
無抵抗で受け入れるのでしょうか?

あなたの会社の進む方向を、
第三者に任せてしまうのでしょうか?

 

手間を惜しむのですか?

「現状分析の過程で、
仮説の不適切がわかったらどうするのか?

コンサルタントは、
それを自らの中で調整しているのだろう。

社員でやるのは大変だから、
やはり任せた方が良いのではないか?」
という意見もあるでしょう。

現状分析で仮説とそぐわない結果がでたら、
仮説を見直し再確認すればよいだけですね。

社員が戦略の実行を行うのですから、
社員がそもそもの戦略を考えればよいですよね。

社員が自分で考え納得したことならば、
それを実現しようと、
頭もからだも動かすでしょう。

社員では、仮説を設定し、分析をおこない、
戦略を構築することが本当にできませんか?

現場のヒアリングをして、
仮説を作ることが、社員ではできませんか?

経営者のあなたが、
事業の方向性や将来像を描くために、
元となる考えを示し、活動の支援をしたら、
社員ができないことでしょうか?

今までの経験から言うと、
指導する人がいれば、
社員がおこなえることばかり
です。

実際に多くの会社で、
社員がおこない、成果を手にしましたよ。

少し時間を要しますが、
社員が自分で行ったほうが、
そのあとの実行のスピードは、
すごく早くなります。

90日もあれば、
実行している中身が今とガラッと変わり、
成果がドンと出ているようになりますよ。

そして、その後も、
社員が自分で取り組むようになります。

検討のたびに、
コンサルタントの助けを借りるようなことには、
なりませんよ。

最初に社員と戦略の仮説を検討する、
その時間と手間を惜しみますか?

戦略を立てたのち、
実現に向かって活動する姿と、
戦略の成果物が棚の肥やしになるのと、
あなたはどちらが望ましいと考えるでしょうか?

 

社内でやると決める

  • 「仮説」を社内で議論し、理解・合意する。
  • その「仮説」について、必要な現状分析をおこなう。
  • 仮説が適切であることを、現状分析を踏まえて確認する。
  • 仮説を実現するための施策を検討する。
  • 施策を実行する。
  • 結果を把握し、評価し、次の行動につなげる。

この簡単なプロセスが、
今までの戦略の仮説設定、
戦略の検討、計画の策定プロセスには、
スポンと抜け落ちていました

抜け落ちたことによって、
コンサルタントの作業に依存し、
あなたの会社にリスクを抱え込む事
になっていました。

これを解消するには、
戦略の仮説を、
社内・社員で検討することです。

先ほどの戦略・計画策定の、
簡単なプロセスを社内で実行することです。

どうやるのか?
それがわからなければやらないのでしょうか?

まず、社内でやる!と決めることです。

自分たちが手を下してやるというコンサルではなく、
あなた自身、社員が考え出す手助けをする人に、
サポートをお願いしましょう

その人から、
実際の検討方法、
やり方を教えてもらえば済むことです。

あなたの会社の実態に即したやり方に、
してもらうように依頼すればよいことですね。

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