後継者が育成の時に身につけるべきこと

公開日:2014/10/06

更新日:2019/04/11


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

「ここ掘れわんわん」

「いきなりなんだ?」
と思っているかもしれませんが、
後継者の育成でポイントになることを
お伝えしますので少しおつきあいください。

日曜日の朝。

TV番組で、
日本昔話のアニメをやっていました。

「ここ掘れわんわん」
を聞いて思い出すのは、、、

そうです。
「花咲か爺さん」の昔話。

おじいさん、おばあさんが、
シロという犬を飼い始めた。

シロが成長すると、
裏庭で「わんわん」吠えてここを掘れと!

じいさんが掘ってみると小判が出てきた。

それを見た隣のじいさんとばあさん。

シロを無理矢理に借りて、
財宝を探させようと脅し虐待。

シロが示した場所からはゴミだらけ。

怒ったじいさん、ばあさんは、
シロを殺して埋めちゃう。

育てのじいさんとばあさんは、
それを悲しみ供養し、横に木を植えた。

すると、その木がドンドン成長。

シロが枕元に立って臼を作ってくれと。

で、臼を作って餅をつくと、
餅が小判に。

またまた、隣のじいさん、ばあさん。
臼を無理に借りて餅をつくが、
泥が出てくるばかり。

怒った二人は、臼を燃してしまう。

それを知った育てのじいさん、ばあさんは、
灰を貰い受けると、
シロが枕元で撒いて欲しいと。

そこで、枯れ木に灰を撒くと花が咲いた。

ここで有名な、
「枯れ木に花を咲かせましょう!」
ってことになります。

丁度通りかかったお殿様の目に止まり、
褒美をもらうことに。

またまた、隣のじいさん、ばあさん。
同じように灰を撒きますが、
花は咲かずに、灰が殿様の目に入り、
バツを受けた。

って荒筋ですね。

この昔話の教訓って、
なにか思い当たりますか?

「ひとをねたむ心は恐ろしい」、
「欲をかき意地悪をし、
自分勝手なことをすると、
自分に跳ね返ってくる」
のようなことを思いつきますよね。

私も以前は、これが教訓!
と思っていました。

最近は、経営に関係する、
教訓が潜んでいるってことに気づきました。

後継者は気づいた方が、
絶対にプラスになると思います。

それは、、、

隣のじいさん、ばあさんみたいに、
単にマネをしても成果は出ない、
ってことです。

コミュニケーションの方法、
やり方だけを学んでも、
成果は手にできないでしょう。

リーダーシップが何か、
どうやるのかを学んでも、
発揮できないですよ。

計画のつくり方、方法を学んでも、
売上にはつながりません。

「あっ、これでうまくいっているんだ!」
とばかり、そのままマネするのは、
シロを借りて財宝を探させる様なことです。

財宝じゃなくて、
ゴミばかり掘り返しちゃいます。

臼を借りて餅をついても、
小判どころか泥しか出てこない。

枯れ木に灰を撒いても、
褒美どころかバツを受けちゃう。

「労多くして実りなし」です。

根本にある考え方や視点を、
手に入れることが大事です。

テクニックも重要ですが、
そのテクニックを活かす考え方や視点です。

これを手に入れれば、
テクニックを組み合わせることは、
そんなに難しいことではないですよ。

誰もやっていないけれど、
効果のある組み合わせ方を、
見つけ出すこともできますからね。

そうなれば、、、

他を取り残して、
あなただけダントツです!

とはいえ、最大の悩みは、
ほとんどのセミナーや塾が、
テクニックばかり教えて、

根本にある考え方や視点に
ほとんど触れないことです。

教えている側が、
根本をわかっていないから
なのですけれどね。

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