後継者の育成は任せ放しにしない

公開日:2015/02/02

更新日:2019/04/13


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

後継者が育っていないと、
どんなに事業承継をしたくても、
不安で不安で事業承継に踏みきれません。

あなたはどうやって後継者を育成しようと、
考えているでしょうか?

  • 自社内で業務をすることで仕事を覚える
  • 自社内の先輩、役員が教える
  • 経営者のあなた自身が後継者に教える
  • 外部の後継者向け講座を活用する
  • 外部の個別セミナーを受講する
  • 後継者がビジネス書を読んで自分で学習する
  • 外部のコンサルタントなど専門家の力を借りる

色々なやり方があります。

あなたの会社、事業、
そして後継者に適した方法を、
組合せておこなうことになるでしょう。

で、、、

学ばせ方、育て方、受講するセミナーなどが、
決まったとしましょう。

その後、経営者のあなたは、
どうするでしょうか?

日程を調整して、
決めたやり方で後継者が学べるように、
調整するでしょう。

社内での後継者の、
仕事のローテーションなどを、
役員や役職者と調整するでしょう。

経営者のあなたが教えること、
役員や先輩が教えることを調整するでしょう。

そして、
先輩社員や役員に意図を伝え、
時間を調整させるでしょう。

後継者が受講するために、
時間を取れるようにし、
費用の調整をするでしょう。

後継者が学び、成長できるように、
あなたは後継者育成のための、
調整をいろいろやるはずです。

そして、実際に、
社内での後継者向けの育成、
外部の講座の受講がおこなわれるでしょう。

その時、経営者のあなたは、
どうするでしょうか?

「どうするって、、、

時間もお金なんかも、
全部調整したのだから、
あとは、後継者が、一所懸命、
学んで成長すれば
後継者育成は進むわけで、、、」
なんて、多くの経営者さんが、
思っているのですね。

正直に言いますね。

だから、後継者が育ちません。
後継者育成が進みません。

あなたは、
いつまでたっても、
後継者がまだ育たないと嘆き、
焦ることになると思いますよ。

なぜなら、、、

後継者が何を学んだのか?
その結果、何を実践しているのか?
その結果はどうなったのか?
ということを、
あなたは全く知らないからです。

社内の話しなら、
経営者のあなたは、
ほぼ分かるかもしれませんね。

ただし、それは、
あなたがわかっていると
思っているだけです。

実際に、他の役員や役職者、先輩が、
あなたの意図した内容を、
全て教えているとは限りません。

外部のセミナー受講なら、
セミナーの案内に書かれた概要は
みたかもしれません。

しかし、それは概要です。

実際に、どんな内容を学び、
どんなやり方を知り、
実践できるように成ったのか?

これは、セミナーを受講して、
初めて分かることだと思います。

あなたは全くわからないから、
外部の研修の受講後に、
後継者が実践しようとすることを、
「やる必要がない」と、
もしかしたら否定しているかもしれませんよ。

そこには、
あなたの知らない、
しかし成果につながる方法が、
あったかもしれないのに。

実践を否定されることで、
後継者の学びの意欲が、
一気に低下したかもしれません。

その後、学ぶことに、
真剣になれないかもしれません。

せっかく学び、効果がある、
と思って実践しようとしているのに、
やることすらできないのですからね。

ということは、、、

経営者のあなたも、
一緒に受講することが本来は望ましい
のですね。

これは、外部の講座、セミナーに、
限ったことではありません。

役員が教えること、
先輩が教える内容も、
あなたが知っていることが、
本当は必要なのです。

後継者が教わった内容、
知り得た事柄がわかるから、
後継者の実践を助け、
育成することができます。

成果がでるように、
後継者をサポートすることもできます。

育成に際して足りない部分を補うことも、
教わった内容を知っているから、
できるのです。

概要を知っているだけでは、
実践に手を貸すこと、
成果を手に入れることは、
できないでしょう。

後継者向けの講座、セミナーでも、
あなたも一緒に受講する、
ということが本来は望ましいことです。

とはいえ、、、

そこまで時間を、
割けないかもしれません。

ならば、、、

受講を終えた後継者に、

  • 何を学んだのか?
  • どのようなやり方を実践するのか?
  • どんな成果が出ると考えているのか?
  • その時、どんな支援が必要なのか?

の報告をさせてください

セミナーの資料を観みてください。

1.5倍速で良いので、
セミナー動画があるなら観てください。

講座、セミナーの講師から、
レクチャーを受けても良いかもしれませんね。

後継者が学んだことを、
経営者のあなたもできるだけ知ってください。

一緒に身につけるつもりでいてください。

計画を作ったからといって、
その後の実行を、
後継者に任せないでください。
関係者にお任せにしないでください。

あなたが関与して、
内容を把握してください。

常に、受講を終えるたびに、
後継者の育成計画を、
見なおしてください。

そして、不足していること、
もっとできること、
更に必要になったことを、
後継者の育成計画に、
組み込んでください。

無料レポート