第三者のアドバイスを聴く意味

公開日:2015/09/07

更新日:2019/04/16


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

大塚家具騒動に続いて
情報番組を賑わせている
某学校法人の学園長の話。

学校のお金を、私的に利用したって話です。

でですね、、、

ご本人は記者会見には欠席。
創業者で父親の理事長が会見に出席して、
「申し訳ありません」と、
頭をさげる光景がTVに映し出されていました。

「(子供を教育する学校を創建し、
教育する立場にあるのに)
自分の子供の教育は、
うまくできなかったということでしょうか」
と釈明会見をしていました。

私的流用をした娘のご本人は、
室内で転倒して頭を打って入院中。
動ける状況ではないと、
父親の理事長が説明していました。

 

あれっ?

ずいぶん前から、
入院しているって話だったはず。

私的流用した費用は、
全額、すでに本人が弁済したし、
全ての役職の辞表を出したってことでした。

動けないってことだったら、
これらはご本人が、
やったんじゃないんじゃないの?
なんて穿った見方もしちゃうんですけどね。

 

ことの次第はさておき、、、

父親の理事長がダメだとか、
二代目だから甘やかされたとか、
やりたい放題だったとか、
ピーナッツ姫を思い出したとか、
意見はいろいろでしょう。

ファミリービジネスの後継者だから、
ある意味、仕方がない、

なんて言わないでくださいね。

 

今回のことからも分かることは、

自分のこと、身内のことは、
わかっているようでちっとも見えていない

ってことです。

わかっているようでいて実際にはブレているとか、
踏み外しかけていることが、
少なくないのです。

そのことは、
自分ではわからないし、気づかないのです。

で、実際にやってしまったことが明るみに出てから、
「魔が差した」なんて弁解をするんです。

 

「魔が刺さないようにする」には、
身内の意見を聞くだけでは、
充分とは言えないってことです。

身内、特に家族の意見は、
どうしても甘くなるからです。
許しちゃう傾向にあるからです。

第三者の意見をまず聴きましょう。
第三者からの指摘をまず聴きましょう。

第三者からどのように自分が見えるのか、
自分たちがどう映っているのか、
聴き入れましょう。

 

外部の第三者からの意見、アドバイスは宝です。

外部の第三者が、
強い理念を携えた人なら、
なおさらその意見、アドバイスは、
手に入れるだけの高い価値があります。

まずは聴きましょう。
そして、冷静に考えましょう。
その上で、取り入れるのか、
どうするのかを決めましょう。

なぜ、あなたの耳に痛いことを、
その人はわざわざ言うのでしょうか?

あなたの耳心地の良いことを言えば、
だれもがそれで済んでしまうのに、
なぜあえて波風を立てるのでしょうか?

あなたに気づいて欲しい、
気づきによってさらなる成功を、
手にして欲しいという、
意味があるからだと思いませんか?

受け入れるから、
活かすことができます。
受け入れなければ、それっきりです。

無料レポート