事業承継が上手くいく経営者はどちらか?

公開日:2015/08/12

更新日:2019/04/15


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

事業承継をするためには、
後継者に経営者としての能力を身につけてほしいと、
経営者・社長のあなたは思うでしょう。

そこで、後継者に、
ビジネス書やセミナーの受講を、
アドバイスするでしょう。

ビジネス書を何冊か紹介することがあるでしょう。
セミナーを見繕って教えることもあるでしょう。

そのような時に、
経営者・社長のあなたの行動で、
事業承継が上手くいくか、
それともギクシャクするか、
決まってしまいます。

 

経営者・社長の方が、
ご自身の会社に役立つ、
と感じるセミナーを知った時のことを、
考えてみてください。

このような時、経営者・社長は、
次のどちらかの行動をします。

  • 自分が受講して学び、自社に適用しようとする
  • 自社の社員に受講をさせて、実践させようとする

あなたはどちらでしょうか?

 

多くの経営者・社長が後者です。

あなたは前者を選んだかもしれませんが、
多くの方は後者を選択します。

忙しくて時間がない。
今更、この歳でセミナー受講なんて、、、
社員ができれば成果がでるだろう。
というわけです。

ほとんどの場合、
後者を選んだ会社は、
セミナーを受講しても、
ビジネス書を社員が読んでも、
成果につながることはありません。

受講前後で、何も変わりません。

なぜなら、経営者・社長が、
実践方法を知らないので、
自社に適用して実践させることが、
できないからです。

学びの中身を、
自社で活用できる状況に、
なにもしできないからです。

学んだ社員が、
勝手にやってくれれば良いと、
考えているからです。

しかし実際には、
社員はやらないし、できないです。

何も理解していない経営者・社長が、
変化を潰すこと
わかっているからです。

 

後継者の育成に関しても、
先ほどの二択の後者を選ぶ経営者・社長は、
同じ選択をします。

後継者が受講すれば、
それで充分だと考えているわけです。

しかし、いざ後継者が、
学びを活かそうとすると、
「今までのやり方と違う」とか、
「やる意味がわからない」、
などと言ってやらせません。

 

どんなに役立つことを学んでも、
後継者はそれを実践し、
事業で成果を得ることに繋げられません。

後継者には育ってほしいのに、
現実には、学ぶだけで、
実践はできません。
経験を積むこともできません。

費用と時間をかけ、
後継者は学んでいるのに、
それを活かす状況にはならないのです。

その状況を見て、
「ちっとも後継者が育たない」
「いつまでも頼りない」
と経営者・社長は言います。

後継者が育つことを妨げ、
経験を積むことを遠ざけているのが、
経営者・社長自身だ、
ということをわからずにいるのです。

これでは事業承継には、
なかなかたどり着けません。

この状況を打破するには、
いったいどうしたらいいのでしょうか?

そのことについては、
次の 後継者を育てられる経営者の行動 で説明します。

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