会社を継ぐ後継者の育成方法

公開日:2014/08/04

更新日:2019/04/10


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

後継者を育成する。

あなたは後継者に何を学ばせますか?
何を身につけさせますか?

事業承継を実際におこなった、
中小企業への調査レポートがあります。
後継者育成で重視した事柄トップ3!

  • 現経営者が後継者をサポートしながら経営に関する経験を積ませる
  • 後継者には社内で実務的な勤務経験を積ませる
  • 後継者には社外で勤務経験を積ませる

「中小企業の事業承継」2010年 日本公庫総研レポート

最初の2項目は3項目の倍、
他の項目の6倍の割合で選ばれています。

後継者育成では、
ダントツ!の重要度だと経営者が考えている、
ってことですね。

なんか変だと思いませんか?

社内で実務経験をどれだけ積んでも、
それは今の会社の現実を知るだけ。

現実と実務を知らなくてよい!
とは言いません。

どうやると結果がでるのか?
を見つけ出す能力の方が、
もっと重要だと思うんですね。

二番目。

後継者をサポートして、
経営の経験を積ませる。

わかりますよ。

では、、、

経営に関すること、
ってどんな事柄でしょうか?

日頃のどの場面で、
どんな風にそれは現れてきますか?

後継者がその場にいたとして、
どうやって経験を積ませますか?

どんな経験ができると、
後継者の身につくと思いますか?

ハッキリしていないことは、
現実におこなうことはできません。

となると、
ハッキリしないことだらけ
ではありませんか?

ちょっと考えてみてくださいね。

子供が良い成績になるようにさせたい。
テストの点をよくさせたい。

そう思ったらあなたどうしますか?

たくさんのテストをひたすら受けさせ、
経験を積ませますか?

テストの結果を前にして、
親のあなたが、
「この問題の解き方は、、、」と教えますか?

そんなことはしないと思いますが、
どうですか?

実際にはどうするでしょうか?

学校の先生や家庭教師、
塾の先生にお願いしますよね。

そして、基礎を教え、
練習問題をやりながら復習し、
そしてテストを受けさせる。

こんな風にやると思いませんか?

後継者の育成も同じだと思います。

基礎を身に付け、それを練習し、
本番で使ってみる。

いきなり本番でやっても、
できないことばかりですからね。

それに、、、

自社の実務経験
現経営者の経験

これが悪い!
というわけではありません。

ただし、これだけでは、
後継者が身につけることは、
今のあなたとあなたの会社のことだけ
ってことです。

「井のなかの蛙」状態です。

これが、
後継者のこれからにプラスかどうかは、
おわかりになると思います。

基礎の無いところに、
どんなに実戦経験と、
その場でのサポートがあっても、
得られることは多くはありません。

その場はなんとかなっても、
先々、自ら考え、行動することには、
つながりにくいですから。

では、どうするか。
答えは導きだされていますよね。

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