事業の成果は”受験勉強”と同じなのに:社長の経営講座

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

今回は、事業で成果を得るための
重要なポイントの一つを
あなたと共有をします。

予備校・塾のCM

2月、3月になると、
受験予備校や学習塾のCMが
多くなります。

この時期だけCMを流す、
と徹底している所もあります。

4月から予備校や学習塾では、
受験を目指した授業が始まるから、
この時期に募集するわけですね。

【再生時間:8分15秒】

https://youtu.be/max9828QEog


それで。

予備校や学習塾では、
何を学んでいるのか、
考えたことがありますか?

受験テクニック?
教科の基礎?

どちらも教えているでしょう。

では、どの学生にも、
この内容はバッチリ
必要でしょうか?

江戸時代前は教えない

以前、ある塾の講師の方が
おっしゃっていましたが、

ある大学の某学部では、
日本史の試験では、
江戸時代以降の問題しか、
出題されないそうです。

この話を聞いた時には、
びっくりしました。

江戸時代の事に無関係ならば、
戦国時代以前は知らなくても、
合格点を取ることができる、
ということになります。

日本史を縄文・弥生時代から、
一つ一つ勉強する必要は、
実はないわけですね。

実際その方は、
その大学の某学部の
受験志望者には、

日本史は江戸時代以降を
主に教えて、
合格させているそうです。

傾向と対策

受験する大学や学部によって、
出題傾向があります。

大学ごとの過去問題集などが、
あることからもわかりますね。

予備校や学習塾で、
教科の基礎を学び、
解法のテクニックを
学んだとしても、

そこから先は、
出題傾向に沿って、
勉強をした方が
良いわけですね。

当然のことですね。

大学に限らず、高校でも、
あるいは資格試験でも、
同じことが当てはまります。

受験で合格しようとするなら、
出題の傾向と対策、
どんな問題を解けると良いのか、
を明らかにして、

その問題を解く場合に、
今の自分は
どこが弱いかがわかれば、

そこを中心に勉強すれば
良いわけです。

手当たり次第に、
基礎を勉強しまくっても、
問題集を解いても、
勉強範囲が増えるばかりです。

当たり前といえば、
当たり前のことだと思います。

事業でも同じこと

事業でも同じことが当てはまります。

事業をどんな形にしたいのか。
どんな状態にしたいのか。
それがお客様から
求められているのか。

これを明らかにします。
合格したい先を
決めることと同じです。

実現したい事業の状況があると
それと今の状況にあるギャップは、
どのくらいなのか、
これがハッキリします。

ハッキリすると、
ギャップをどうやって埋めようか、
という事になります。

商品・サービスで埋めるのか。
施策で埋めるのか。
業務のやり方で埋めるのか。
システムを導入して埋めるのか。
などなど

例えば、
商品・サービスで埋めるから、

既存の商品を改良するとか、
新たな商品を作るとか、

既存の商品の広告方法を変えるとか、
新しい広告を導入するとか、

ということになります。

あなたの事業は大丈夫?

さて。

では、現在の事業について
ちょっと考えてみてください。

今お伝えした様な関係に
なっているでしょうか?

先ほどの順番で
検討したのではなくとも、

事業として実現したい内容があり、
実現した姿と
今とのギャップがわかり、
このギャップを埋める方法があり、

その中で、
商品・サービスを提供している、
あるいは、
広告などをやっている、

という関係性に
なっているでしょうか?

どうなっているケースが、
実際に多いのかというと、

商品・サービスがあり、
広告もやっているけれど、

事業として実現したい状態は、
漠然とした内容で、

今とのギャップが、
どこにどのくらいあるかも
漠然としていて、

既存の商品・サービスが、
ギャップのどこを埋め、
事業のどの部分を
実現するものか、

はハッキリしていないものです。

いかがでしょうか?

受験では当たり前のことが、
同じ様に考えられる
事業の運営では、

実際には行われていないことが、
少なくありません。

実現する事業の状態、
今とのギャップ、
ギャップを埋める商品・サービス、

という関係性がないところで、
集客だ、マーケティングだ、
商品・サービスのコンセプトだ、

となるので、
なかなか上手くいかない状況が、
続いてしまうことが、
少なくないのですね。

先ほどの関係が、
あなたの事業では明確に
関連づけられているのか、

一度チェックを
してみてくださいね。

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