仕組み化してもうまくいかない

公開日:2014/08/22

更新日:2019/04/10


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

社長の後継者が、
実際に経営実務に携わるようになります。

そのとき、
どの様なやり方をおこなうのか?

経営、事業運営がうまくいくのか、
それとも失敗するのか、
このやり方がその分かれ道になることが、
少なくありません。

後継者に限らず、
経営に携わる多くの方が行うやり方。

方向性を社内に示し、
それを実現するように、
仕事を進めるよう指示します。

あるいは、
ムダやおかしなやり方を、
適切なやり方で行うように、
社内に指示します。

このやり方で、
不具合を治そうと、
後継者はするのですが、
失敗へ突き進むことが少なくありません。

「えっ!?
誰もがやる方法でしょ!なぜ失敗するの?」
とあなたは思ったかもしれません。

実際にコンサルタントも、
同じ様なやり方で行う人は少なくありません。

これを称して、
「仕組みにする」とか「仕組化だ」
という方もいます。

現実に、
ルールにして社内でやってみる

当初は、社員は、
従ってやるようになるでしょう。

しかし、
半年もすると、
やらなくなります。

仕組化を唱えた人は、
「社長が口うるさく言い続けないからだ」、
なんて言います。

ルールにして言い続ければ、
だれもが従うなら苦労をしません。(笑

スポーツを考えてみてくださいね。

プレーに関して、
やってはいけないこと、
相手への反則などが、
ルールとして決まっていますよね。

どのプレイヤーも、
必ず守るか、守れるか?というと、
どうでしょうか?

もしイエス!ならば、
審判、レフェリーはいらないです。

現実には、
審判がいますし、
警告や退場処分もあります。

スポーツのルールは、
守らないとまずい。

このことは、プレイヤーなら、
わかっているでしょう。

わかっていても、
ルールに反することをやってしまうのです。

人はルールにすれば、
ルールを破らず、ルールに従い続ける。

こんなことを期待しても、
期待に沿った結果にはなりません。

社員も同じです。

ルールにしたからといって、
常に、ルールに沿って行動するか
と言うと、そんなことにはなりません

さらに、、、

この際なので正直に言いますね。

一部の古参社員やベテランは、
そうやって、
社長の後継者の能力、実力を、
試している時があります。

後継者としては、
ルール破りの状況を起こさせない!

ルール破りが起こっても、
スパッと解決する必要があります。

では、どうするのでしょうか?

この点がわかっていないから、
改革をおこなっても上手くいかないのです。

逆に、この点をわかっていれば、
ルール破りが起きないよう手を打ち、
改革の成果を手することは難しくありません。

そのやり方が、
本当の意味での仕組化に当たります。

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