事業承継後に確執が骨肉の争いに!

公開日:2015/02/26

更新日:2019/04/14


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

民放の情報番組で、
『大塚家具』の内紛劇の行方が、
報じられています。

創業者の現会長が、
長女の現社長を排除する、
株主提案をしたそうです。

社長の長女側は、
中期経営計画を発表するとか。

昨年の初夏に、
社長職から取締役に降格させられた現社長。

今年の1月末には社長に復帰し、
創業社長は代表権を持つ会長にと、
迷走を続け、今回は、
双方が経営陣からの排除を狙って、
手を打ってくる。

『お家騒動、内紛、骨肉の争い』ですね。

情報番組は、株主提案をしたとか、
経営陣から排除するとか、
表面の現象しか報じません。

そもそも、なんで内紛が生じ、
確執が起きているのかは、
よくわかりません。

まぁ、創業家の『お家騒動』なので、
内容は伏せられるというのは、
よくある話ですけどね。

ネットで検索してみると、
内紛、確執の原因を語る、
事業通、情報通の方の記事が見つかります。
(ネット検索してみてくださいね。)

なんでも、経営方針の相違が発端だとか。

高級志向を維持する創業会長と、
一般向けに方向転換する現社長。

会員制を維持する会長と、
オープン客相手に舵を切る社長。

故郷に錦を飾るために、
身の丈を超えるような大型店投資に走ろうとする会長と、
無謀な投資に消極的な社長。

その対立が確執となり、
やったらやりかえすという、
内紛劇になっているようです。

「こんな子供がうちにいたとは、、、
残念です」と会長が、
会見で口にしていましたね。

で、、、

大塚家具の場合がどうこうというのは、
外からはわからないので、
その話はここまで。

ただ、ちょっと考えてみてください。

現経営者のあなたが、
後継者に事業承継しました。

その後継者が、
あなたのやってきたことを、
全否定したとしたら。

あなたが作り上げてきたものを、
すべて逆に変えようとしたら。

あなたはどう思うでしょうか?

知人や経営者仲間に、
「うちの後継者がこんなだったとは。
社長にしたことが残念だ!」
とあなたがいう状態になったとしたら。

あなたはどんな気持ちでしょうか?

このような状態は、
あなたが望んだ事業承継の姿でしょうか?

あなたはこの状況を、
受け入れることができるでしょうか?

答えは明らかですよね。

なぜ、こんなことに成ってしまうのでしょうか?

事業承継、特にその中の、
『経営承継』がおこなわれていないからです。

会社・法人、社員、店舗、取引先。

これを引継ぐことが、
経営承継だと思っている人、
少なくありません。

これらは、ドンドン形を変えていきます。

以前は店舗での購入が当たり前でも、
以前は想像もできなかったネット購入が、
今は伸びています。

後継者の代になれば、
仕事や商売の形が代わることは、
避けては通れないことです。

ということは、、、

事業承継で、
『経営承継』として引継ぐべきことは、
一般に考えられていることとは違います。

「どのような価値を事業で提供するのか」
ということであり、
「将来、どのような事業にしていくのか?」
ということです。

もっと詳しく言うと、
「事業がお客様に提供する価値は何か?」
ということです。

これが現経営者から後継者に、引き継がれるものです。
『経営承継』の核です。

引き継いだ上で、
後継者はそれをどのようにするのか、
変えるのか、維持するのか、発展させるのか、
を考えることです。

その上で、現社長と後継者で、
共通の「事業の将来」を描くことです。

この手順を踏んでいれば、
「経営方針の相違」なんて事は起きません

「経営方針の相違」という時点で、
事業承継の「経営承継」をしくじりました!
という事だと思いますよ。

もし、事業承継を行う前に、
大塚家具の創業者(現会長)と、
後継者候補だった長女(現社長)の間に、

  • 事業が提供する価値に関する議論
  • どのような事業をおこなうのかについての議論
  • 事業の将来像に関する議論

が、詳しくおこなわれていれば、
このような内紛劇は起きなかったでしょう。

「経営方針の相違」なんて事は起きなかったでしょう。
「こんな子がうちにいたなんて残念」
などと公に口にする事はなかったでしょう。

ちょっと議論が外れますが、、、

さも子供、長女に非がある様な発言ですけど、
実際には、
その長女を後継者に選んだ会長に非があるという事です。

話を元に戻して、、、

議論を行った時点で、
創業者と後継者候補の考えの相違点が、
詳しく明らかになります。

それを埋めることができれば、
経営承継を行うことができますね。

相違点を、双方が納得できる、
実行できる形で埋められないなら、
道は二つです。

  • 後継者候補を切り捨て、別の後継者を見つける。
  • 創業社長が完全に経営から身を引き、後継者に任せる。

どちらにしても、内紛には発展しません。

内紛で、経営に支障が出る、
事業が滞ることは避けられます。

事業承継の最大のポイントは、
『経営承継』として引継ぐ内容です。

それは、何度も言いますが、
「事業がお客様に提供する価値」であり、
そこから明らかになる
「事業の内容と事業の将来像」です。

重要なことなので、もう一度言いますね。

事業承継の核は「経営承継」です。

そして「経営承継」の核は、
「事業がお客様に提供する価値」であり、
そこから明らかになる
「事業の内容と事業の将来像」です。

では、事業の提供価値、
事業の内容、事業の将来像を、
明らかにするにはどうすればよいでしょうか。

あなた自身の事業を題材に、
「事業がお客様に提供する価値」
を明らかにする方法。

あなたの事業において、
「経営継承」する「事業の内容」を導き出し、
「事業の将来像を描く方法」を、
あなたにお伝えします。

考え方や視点、具体的なやり方を、
あなたにお伝えするだけでなく、
あなたの事業を題材に、
中身を検討する時間を設けています。

あなたの事業での、
「お客様への提供価値」が明らかになります。

経営継承する「事業の内容」が明らかになります。

後継者と共有する「期待が持てるあなたの事業の将来像」が、
あなたの手に入ります。

さらに、、、

この検討を行うと、
「事業の提供価値」、
あなたが目指す「事業の将来像」を、
実現するために、
明日から実行することも手に入ります。

あとは実行して、
結果を手に入れるだけです。

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