後継者の資質で忘れられていること

公開日:2014/11/25

更新日:2019/04/12


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

後継者が持っているべき経営者としての資質は、
どの様な事でしょう。

後継者が自社の経営に携わるようになると、
いろいろな事に気づくようになります。

  • こうやった方がいいよね。
  • これはおかしいんじゃないのか?
  • これを新たにやった方がいいよね。

いずれの場合でも、
今までの事を変える、新たに始める、
というときには勇気がいります。

新しい事をやろうと口にすると、
古参の社員や役員から反対されるからです。

その反対を説得しなければなりません。

できそうにみえても、
意見を聞いているうちに自信がなえてくる事も、
ないわけではないからです。

それをなんとかやり始めるわけですから、
そこには勇気がいります。

となると、、、

後継者の資質として、

「勇気」

が必要になってきます。

反対される事を、
信念に基づいてやろうとする勇気

始めた事が上手く行くように、
障害を取り除き、実現させるために、
やりきろうとする勇気も必要です。

いろいろな場面で、
勇気が必要になるわけです。

「そうか!勇気か!」ってことになるわけです。

ただ、、、

勇気を出す場面が、
ひとつ抜けていると思うんです。

ほとんどの場合で、
忘れ去られている事です。

それは、、、

撤退する勇気
止める勇気

です。

新しい事を始めても、
成果がでないなら止める勇気です。

ほとんど場合、この勇気を忘れています。

というより、
始めてしまうと、
止める事は簡単ではありません。

始めたら止められないものです。

面子がありますからね。

それに、

もう少しがんばればできる
と思うからです。

というより、
続ければできると思いたい
からです。

しかし、やっていても、
成果が出ていないわけです。

だとしたら、
このままやっていても何も変わらないです。

だから、、、

続けるには、
やり方を変えなければなりません。

やり方を変える。
これは言うは易く、
実際にはなかなかできません。

多くの場合、
今までの延長で少し手直しをして、
なんとかしようと考えますから。

でも、

うまくいっていない時は、
元からがらっと変えるくらいの
発想の転換が必要です。

それには、一度、止める事、
仕切り直す考え方が必要です。

やり始める勇気と同じように、
いや、それ以上に、
止める勇気って必要です。

止めるだけの勇気があるから、
根本から考えを変えるだけの、
発想の転換ができると思います。

勇気、
とくに止める勇気を持ってくださいね。

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