成果に直結する社員のやる気とは?

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

経営、事業、業務の中で
成果、結果を得るためには、
戦略を作り、計画をつくって
それを実践、実行する。

それによって、
成果、結果が得られると
言われているわけですけれども、

実際のところは、
戦略、計画をつくって、
実践、実行しようとしても

なかなか成果、結果に
つながらない状況が、
普通に起きているわけです。

前回は、
それがなぜ起きているのかというと

この戦略、計画とそれを実践、実行する
ということに対して

ある要素が欠けていることを
お伝えしました。

今回は、
この社員のやる気、意欲が、
どの領域に影響を及ぼしているのか、
という点についてお伝えします。

この点がわかると、
実際にどの様に
社員のやる気を引き出すのか、
ということの糸口がつかめます。

(動画再生時間:6分56秒)

(BGMには、音楽素材MusMusの楽曲を使用しています)

参照:成果を出す時に欠けている重要なこと

動画はこちら:

 

欠けている要素は何かというと

実践、実行に携わる社員が
戦略、計画、
その内容を実行、実戦することに
意欲的に取り組むという、

社員のやる気が
考えられていないのでした。

 

 

実行に対する社員のやる気

成果、結果を得るには、

戦略、計画と、
その実行、実践と、

そして、社員のやる気が
必要になるわけですが、

社員がやる気を持つ対象として、
まず、実戦、実行することが
考えられます。

決められた計画に沿って、
そな内容を実践する、
実行することに対して、

社員が意欲を持つ、
やる気を持つ、
ということになると、

実践、実行によって、
社員に何らかのプラスになること、
が必要になります。

社員に提供できる
プラスになることなると、

実践する、
実行するという
行動したことだけについて、

評価であったり、
その結果として給与、報酬に
反映することが考えられます。

決められたことをやった。
だから評価が上がるですとか、

実行して結果が出た。
それが評価、報酬に反映される、

といったようなことが、
必要になってきます。

社員にとっては、
実行したことが評価され、
報酬につながるので、

当初は嬉しいことでしょうし、
じゃあもっと頑張ろう、
という可能性はあるでしょう。

ただし、この状況を
社員が満足し続けるのか、
意欲、やる気を持ち続けるのか、
というとどうでしょうか?

維持し続けることは、
実際には容易なことではありません。

評価をどんなに良くしても、
そのうち当たり前になってしまいますし、

報酬に反映し続けても、
もらって当たり前という感情が
直ぐに生まれてしまうものです。

これが人間であり、通常の社員の考えでしょう。

実践、実行の部分について、
社員の意欲、やる気を維持し続けることは、
難しいものです。

 

戦略・計画への社員のやる気

もう一方の要素である、
戦略、計画に対して、
社員が意欲、やる気を持つことは、
どうでしょうか?

単純に、結果として提示される
戦略や計画内容に、
意欲、やる気を持てるのかというと、
どうでしょうか?

年度計画などの内容を
社内で説明する時を想像して見てください。

説明の中身を聞いている社員は、
戦略や計画が示されて、
これをあなたがやるんだよ
となった時に、

その中身に魅力を感じるかというと、
実はなかなか難しいことは、
想像できると思います。

 

将来像に対する社員のやる気

ここで、見方を
変えていただきたいのです。

戦略、計画は、
いきなり湧いて出てくるわけではなく、

その根本には、
事業によって実現したい将来の姿があることを
考えていただきたいと思います。

実現を目指す将来像があって、

どうやって実現する、
今年はどこまで実現するということを

戦略、年度計画として
分解している構造になっています。

社員がやる気を持つというものは、
戦略、計画そのものに対してというより、
事業の将来の姿に対してです。

事業が目指す将来の姿を実現しようと
社員が考え感じ、

それが社員の仕事、業務への意欲、
やる気につながります。

そして、
事業が目指している将来の姿を
実現したいな、実現しようと、
社員が魅力的に思えば、

それを実現するための
戦略であり、計画だとわかれば、

その実施に意欲を持ち、
積極的に考え、
工夫して実践、実行する傾向が、
高くなっていくことは容易に想像できるでしょう。

それによって、
戦略、計画で想定した成果、結果が
生まれやすい状況ができます。

 

成果に直結する社員のやる気とは

社長、経営者として、
戦略、計画で考えている成果、結果を手に入れたい
と思うのならば

社員が実現したい、
実現に取り組みたいと思うような
事業の将来像、
詳しく明確になっている
事業の将来像を示すことが必要です。

社員のやる気は、
明確で詳しく、
社員が実現に取り組みたいと思える事業の将来像があってこそ、
引き出すことができますし、

それによって、
ラクに、簡単に、
成果、結果につながって行きます。

あなたの会社、事業では、
社員が取り組みたいと思える、
詳しく、明確になった
事業の将来像を示しているでしょうか?

 

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