こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
こんにちは。
売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。
本日の内容は、
1+1は2を越えられない です。
経営に関する話の中で、
1+1>2になる、
あるいは2を超えるようにする、
という話がありますよね。
相乗効果(シナジー)があるから、
1+1は2をはるかに超えるんだ、という理屈です。
このことを、あなたは本当だと思いますか?
はっきり言いますけれど、、、
ほとんどの場合、こんなことは起きません。
例えば、社員のことを考えてください。
あなたの会社には社員が何人いますか?
その人数分以上の成果が出ているでしょうか?
ほとんどの場合、この答えは「ノー」です。
1+1>2を超えるのは、
本当に厳選した数人で仕事をしている間だけです。
そのあとは、社員が増えるほど、
人数分の仕事はできなくなります。
理由は簡単。
同じ仕事をする人が増えると、
「これは誰かやってくれるだろう」
と他の人に依存し、自分ではやらなくなるからです。
人数が増えるほど、依存する相手が増えるので、
結果の減少度合いは増します。
人の心理的な影響なので、
組織構築、人材活用に対する考え方と、
それを実現するノウハウを持ち合わせないと、
人が増えるほど成果は出なくなります。
多くの場合、
組織構築、人材活用のノウハウがないので、
1+1<2の状態に陥ります。
ノウハウがあるならば、
毎半期頃に組織を変えることも、
しょっちゅう人事異動を繰り返すこともありませんから。
同じように、
M&Aによってグループ会社化を進めても、
それぞれの会社はよくなることは多くありません。
あなたの周りにも、
グループ化していながら、
個々の会社同士の関係性が薄い企業グループって、
少なくないと思いますよ。
一緒になれば相乗効果が出る、
なんて甘い話ではないからです。
相乗効果とか、シナジーとか、1+1>2になるという、
ホワッとした考えから脱却しましょう。
本当に成果を出したいならば、具体的に考えましょう。
M&A、グループ会社化でも、同じことですよ。
「そうだと思っていた!」という感想、
あるいは「そんなことはない!」という反論。
どちらでも構わないですよ。
あなたの考えを問い合わせから教えてくださいね。