「できる人」が直ぐ決定できる理由

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

前回お伝えした内容
「できる人」と「できない人」の差
に質問をいただきました。

今回は、その回答の内容を、
あなたとシェアしますね。

(動画再生時間:7分56秒)

(BGMには、音楽素材MusMusの楽曲を使用しています)

「できる人」は「できない人」との違いは、
意思決定、決断が早い事でした。

この内容について、
埼玉県 K.S.さんからいただい質問は、

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「できる人」は、
意思決定が早い、という点は、
そうだなと思いました。

実際、社員などを見ていると、
できるな、と思う社員は、
ご指摘の通り、
決めることが早い傾向にあると感じます。

同じ役職者でも、
決めることが早い人は、
他とは違うな、できるな、と感じまし、
実際に仕事の結果は良いです。

質問なのですが、
意思決定を、
なぜ早くできるのでしょうか?

何かコツがあるのでしょうか?

(埼玉県 K.S. 様)
=====

ご質問をありがとうございました。

意思決定が早くできる理由ですね。

それは・・・

意思決定が早くできる人は、
判断する際の基準を事前に持っているからです。

その基準に照らし合わせて、
物事を直ぐに判断しています。

判断する基準によって、
決める観点、決める要素が定まっていて

それぞれの観点、要素の
重要度合いも決まっていて

決める対象となっている事象を
基準となっている観点と比較し

差異を見て決めています。

この点とこの点は
クリアしているからOKとか、

この点はクリアしていて、
こちらは少し足りないから、
今回は見送るとか、

この点はクリアしていて、
こちらの点が足りないけれど、
重要度から見て、今回はOKにするとか。

「できる」という人の話を聞いて、
それを整理すると、
この様な事にたどり着きました。

一方、「できない人」は、
判断基準がないので、
その場その場で考えます。

「この点は良さそうだけれど、
こっちはどうなんだろう」となります。

何を重要と考えて決めれば良いかわかりません。

複数の要素があった時に、
何を重要にすれば良いのかわかりません。

その為、決められません。

ゆえに、
もう少し考えようとなりますが、

現実には、
よく考えるわけではありません。

基準がないので、
考えようがないからです。

考えたとしても、同じように迷うばかりで、
時間だけが過ぎていくだけです。

結局決められず、
決める事を忘れるか、
なんとかつじつま合わせをして、
品質を落とす様な事になります。

この点をお伝えすると、
さらに次の様な質問を受けることが多いので、
併せてお答えしておきます。

基準を決めてしまうと、
融通が利かないし、
誤った判断をしてしまうのでは、

というものです。

誤った決定なのかどうか、
それは、決めてみないと
わからないものです。

決める前に誤りだとわかれば、
それはそもそもですが、
選ばないはずですから。

決めないとわからない事を、
決める前に考えても、どうにもならないです。

だから、
「できる人」は今の基準で決めます。

そこで悩み出すと、
それは「できない人」ですから。

次に、融通が利かない、という点です。

「できる人」は、
決めた後の結果を見て、
基準を修正
しています。

一度決めた基準は絶対で一切変えない、
などということはありません。

決める際の基準について、
学習を繰り返している
わけです。

学生時代を思い出してください。

テストの問題があって、
それを解きますよね。

間違っていたら、
どこで間違えたのか、

例えば、
問題のこの部分を間違えたとか、
がわかります。

すると、この手の問題は、
この部分にはこの様に対応する、
ということがわかります。

次に同じ様な問題が出れば、
この点を注意して、
解答をするでしょう。

学習効果といわれるもので、
経験を累積して、
行動の習熟度を高めることです。

「できる人」は、
学習効果と同じ事を、
決定をした結果から繰り返し学習し、

決定の基準を見直し、
決定の精度を高めています

ここまでの点を整理すると、

「できる人」は、
判断の基準を持ち、

判断の結果を評価する事で、
判断の基準をより良くして、
決定の精度を高めている人

という事ができます。

事業の方向性や
事業で実現する中身や施策内容など、

事業、業務の観点でも、
様々な決定
がなされます。

しかし、今までの様な、
経営理念や行動指針の中身、
クレドの内容、年度目標、年度計画や予算などでは、
決める事が難しくなります。

それぞれの内容が詳しくないですし、
それぞれの関係性がよくわからないので、
決定内容がブレまくる
ことになるからです。

基準となる中身が、
決定を支えるほどの内容に
なっていないからです。

一方、この時の判断の基準として、
詳しく検討をした「事業が提供する価値」は、
とても有効に働きます。

「事業が提供する価値」を基準にすえると、

様々な決定が早くなります。
決定内容がブレなくなります。

従って、
施策の効果が高まります。
短期間に結果が出ます。

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