コンサルタント、アドバイザー、専門家との関係

公開日:2014/05/29

更新日:2019/04/09


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

先日。

風呂から出た私は、
汗が引いてから寝ようと、
リビングのソファに座りました。

見るとはなしに、
流れるTV番組を、
ぼーっと見ていました。

で、たまげました!

番組は、TVうんちゃらという、
一種の討論番組。

政治から外交、経済、社会事情など、
話題のテーマを取り上げ、
評論家や識者、有名人が、
スタジオで、
すったもんだの議論を繰り広げます。

番組名は出しませんが、
だいたい、
想像できちゃうと思いますけどね。(笑

その日は、婚活事情がテーマ。

最近コメンテーターで、
よく登場するミッツさん。

独身の東大卒の起業家・社長。
初めて観た方なので、どんなヒトか、
ちっともわかりませんが、、、(笑

そして悪巧み三人組の、
たけし氏、大竹まこと氏、阿川氏。

ナレーションで、
毎度こんな風に紹介されますわな。

そして、婚活に合わせてスタジオには、
婚活中の女性10名。

婚活というワードを作った、
女性ジャーナリスト。

そして、婚活アナリスト!

大竹まこと氏も突っ込んでいましたが、
「アナリスト」って!

よくわからない肩書ですね。

そのときの話題は、

  • 婚活女性が求める男性像は?
  • どんなふうに婚活しているのか?
  • 婚活パーティーってどんななのか?
  • パーティーの一人1分半の出会いで、カップルなんかできるのか?
  • 今までどのくらいの男性に会っているのか?
  • それでカップルになったのか?

なんてことです。

これを、一般女性10人の発言、
婚活パーティの取材映像を交え、
議論を進めていくわけです。

でですね、、、

婚活女性の悩みは、

なかなか出会いの機会がない。
だから、短い時間の出会いであっても、
婚活パーティーに参加する。

合コンという手もあるが、
必ずしも、結婚したい人が、
出ているわけではないし。

いいなと思ってお付き合いをしても、
数回会うとなんか違うなって思えて、
それっきりになる、

なんてことなんですね。

それに対して、、、

女性ジャーナリスト曰く、
女性が求める年収の男性は、
10人に1人もいないと。

それを望んでいると結婚なんか程遠いと。

婚活アナリストは、
今の女性は、
なんでも揃っている結婚を求めている。

本来は、なにもないところから、
作り上げていくものだ。

なんてことをバンと言うのですね。

うむ、確かにそうでしょうね。
正論です、正論!

で、、、

どちらのも発言も、
婚活女性のあんたたち、
今の考え方、やり方じゃぁ、
結婚なんかできないぞ!
ってわけですね。

スタジオの婚活女性10人に、
ダメ出しですわ。

バッサバッサと、
切り捨てる感じです。

 

スタジオの女性たちは、
そこまで言われても、
「それでも出会いの機会が欲しいので、
婚活パーティーには出ようと思います」
なんて発言が続いていましたね。

女性ジャーナリスト、
婚活アナリストの発言を聞きながら、
私はイラッと感をつのらせていました。

”もう発言するなよ!”
なんて思っていましたよ。
そんな時でした!

大竹まことさんが、
スタジオの婚活女性の一人に、
話しかけました。

「○○さん、
以前の理想の男性と今の理想の男性と、
理想の高さはどうなっています?」

『前よりは、今のほうが、
高いといことはない、と思います。』

「いいなと思った人が、
お付き合いをしていて、
嫌なところが見つかったら、どうします?」

『少しは合わせようと思うでしょうし、
それだけで嫌い、とは、
ならないこともあると思います。』

「例えば、身体の相性が合わなかったら」

『、、、でも、、、
それだけでダメってことには、、、』

◯◯さんは、
ちょっと恥じらいながら答えました。

そりゃそうですわな。

公共の電波で、
この質問に一般女性が、
バシッと答えられるわけもなく。

大竹まことさん、
相変わらず際どい質問です。

「○○さん、23歳でまだお若いから、
一度結婚して、嫌でどうしようもないなら、
離婚して、やり直すってことも、
どうなのかなぁ?」

『えぇ、そういうことも、
考えてはいます。』

「そうだよねぇ」

婚活アナリストが割って入って、
「そうですよね。
今は3組に1組が離婚する時代ですから。
そういうことも考えられますね。」

”そういう話じゃないんだけどな!”
とさらにイラッが増しました。(笑

”もう、黙ってて欲しいなぁ!”
と思っていると、、、

「だよねぇ。
そう考えたら、
もっとお付き合いできるんじゃぁないの?」
と大竹まことさんがつなぎました。

”そうだよね。
そういう考え方もできるよね。
◯◯さん本人も、賛同しているしね。”

なんて、イラッとから、
大竹まことさんの発言に、
私はスンナリうなずき拍手をしちゃいましたよ。

あっ!

一度結婚してダメなら離婚すれば、
という発言内容に拍手、
ってことではないですよ。

婚活女性たちへの、
接し方の部分に拍手です。

婚活ジャーナリストや、
婚活アナリストとは、
雲泥の差だと思ったからです。

正論を言ってダメ出しをしている。
これには、私は堪えられん!
と思っていたからです。

このまま、この二人が、
意見を言い続けるなら、
チャンネルを代えたろ!
とまで思って、
リモコンを握りしめていましたからね。(笑

一方、この時の大竹まことさん。

婚活女性からいろいろ聴きだし、
それに対して寄り添う様なアドバイス。

こうありたいですよね。

相手に対峙して、
バッサリ切り捨てる様な対応。
専門家としては、
格好が良いかもしれません。

しかし、、、

相手にとっては、
大竹まことさんのように、
おなじ側に立って寄り添ってくれる人

解決するために、
一緒に考えようとする人

あなたは、
どちらの人の話を聴きたいですか?

婚活ジャーナリスト、婚活アナリストか?

あるいは、
大竹まことさんですか?
考えてみると、、、

大竹まことさんとおなじように、
私はお客様と接するように、
してきたと思います。

ただ、まだまだ、
充分とは言えないかもしれません。

これからますます、
一緒に考え作り出すように対応したいと、
改めて思ったわけです。

なので、、、

大竹まことさんと同じだ!

そして、

大竹まことさんと、
これからも同じでありたいなと。

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