後継者が学ぶタイミングとは?

公開日:2014/12/04

更新日:2019/04/12


こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

後継者の育成に必要だ、
と考えられる準備期間。

経営者のあなたは、
ご自身の後継者を育てるときに、
どのくらいの年数が必要だ、
と考えていらっしゃいますか?

独立行政法人 中小企業基盤整備機構の、
調査報告「事業承継の実態調査」(平成23年3月)によると、

  •  5年程度 :24.8%
  • 5-10年 :29.4%
  • 2-3年程度:25.6%

という結果だそうです。

経営者の半数以上が、
5年は必要だ!と考えていることがわかります。

では、この5年間をどのように使って、
後継者を育成するでしょうか?

育成に際して、
一般に公募している外部のセミナーや講座を、
受講させる方法があります。

あなたの会社の視点だけでなく、
成果を手に入れることができる、
経営、事業について学ぶ後継者にとっては、
良い機会だと思います。

では、いつ受講するのか?です。

受験をしたときのことを思い出してください。

受験の直前まで、教科書と授業で、
新しいことを学んでいたでしょうか?

直前まで新しいことを学んで、
いきなり受験のテストを受けたでしょうか?

全く勉強しなかった!
ということはあるかもしれません。

度胸があるのか、諦めていたのか、
それはわかりませんけれど。(苦笑

まぁ、それは脇に置いておいて、、、

受験の時期はおおかた冬から早春です。

多くの受験生はそのはるか前から
受験勉強にとりかかります。

大方、夏頃には、
教科書の中身は習ってしまっていた
と思いますがいかがですか?

授業の後は、練習問題をやり、
ドリルの問題を解き、
過去問をやり模試を受ける。

これを繰り返していませんでしたか?

過去問や模試の問題を解くことで、
学びを活かした応用力や適応力を
伸ばしたと思います。

過去問や模試を解くことで、
ミスを見つけ、わからない部分を見つける。

それを、先生に質問するとか、
塾などの補講に参加して補い、
受験への能力を高めていたと思います。

練習問題、過去問を解き、模試を受ける。
わからない部分を補う。

この「実践」と「学び」を経て、
自分の能力を高めていたと思います。

学びを活かして実践をすること
が大切なのですね。

ということは、、、

早い時期に基本を学んでしまうほうが、
実践の時間、疑問への回答を得る時間が、
充分に手に入るわけです。

後継者の育成で、
セミナーや講座を受講する場合にも、
同じことが当てはまります。

早い時期、タイミングで受講し学び、
実践の機会をたくさん設けることです。

  • まだ早い。
  • まだ時間がある。
  • あとでも間に合う。

こうやっていると、
あっという間に時間が過ぎ、
事業承継の目前!
なんてことになりかねません。

知識はあるけれど、
実践はしたことがない。

このような後継者に、
安心してあなたは事業承継できるでしょうか?

難しいと思います。

だからこそ、
早い時期、早いタイミングで、
経営・事業の基本について、
後継者は学んでしまうことです。

その後は、実践しながら、
補っていきましょう。

このやり方が、
もっとも効果的に、
経営・事業運営について学びを
身につけ活用する方法だと思います。

受験勉強でも証明されていますから。

受験勉強の場合は、
最後の最後に「トライさん」にお願いする
という手はあるのかもしれませんが、、、(笑

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