社員の考え・行動を変えるポイント(その1)”ワンチーム”では変らない!

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

今回は、社員のやる気、
自主的な行動を引き出すための大切なポイントを
2回にわたりあなたと共有します。

(動画再生時間:10分05秒)

(BGMには、音楽素材MusMusの楽曲を使用しています)

■ 熱は冷めない

この11月の最初に終わった
ラグビーワールドカップ日本大会。

海外から賞賛される
素晴らしい大会になった様です。

その要因の一つが、日本代表
ブレーブブロッサムズの快進撃と
初のベスト8入りでしょう。

ラグビー熱、
ラグビー人気は衰えず、
市井のラグビースクールには、
入会者が増えているとか。

ジャッカルやワンチームなど、
今回の大会で
メジャーになった言葉が、

流行語大賞にも
ノミネートされているとか。

今回の日本代表
ジョセフヘッドコーチが掲げた
“ワンチーム”がTV番組などでも
よく使われる様です。

 

■ 掲げても変らない

日本を含む7か国の出身者
で構成された
今回の日本代表チーム。

出身国、国籍、身につけた文化
も異なる選手たちが、

日本代表として
桜のジャージを身につけ、
すごいプレイと
チームワークを実際に体現し、

世界トップ10の強豪国、
ティア1のチームに勝ち、
念願の初のベスト8入り
を果たした。

この光景を目の当たりにすると、

組織、チームで活動するには、
“ワンチーム”は素晴らしいことだ、

と考える方は少なくないでしょう。

「私たちも、うちの会社も、
”ワンチーム”を目指そう!」
と思った方もいらっしゃるかも
しれません。

社長、経営者のあなたの
会社、組織、あるいは部署などで、
”ワンチーム”を掲げたとしても、
今より好ましい状況になることは、
まずありません。

■ 疲労感が広がるだけ

“ワンチーム”を掲げることで、
瞬間的に盛り上がることはある
かもしれませんが、

盛り上がった状態が続き、
実際に成果が現れることは
まずありませんが、

盛り上がった状態がずっと続き、
実際に成果に現れることは、
まずありません。

同じ様なことは、あなたも
会社や経営で
経験しているはずです。

例えば、
「全社一丸となって目標達成!」
「みんなで目標達成!頑張るぞ!」
と掲げて、社員みんなで
唱えたとしても、

何も変らなかったことを
経験されているのでは
ないでしょうか?

目標が達成できたとしても、
社員に今回の
ラグビー日本代表選手の様な
喜びや達成感があるかというと、
どうでしょうか?

そこにあるのは、社員の疲労感、
怒られなくて済むという安堵感
なんとか終わったという安心感
ぐらいではないでしょうか。

どれほど素晴らしい
スローガンを掲げ、
何度唱えたとしても、
毎日の調整で唱和したとしても、

社員のやる気、行動に
影響することはまずありません。

尻を叩かれ、叱責され、
指示されるから、
行動するだけのことです。

何故なのでしょうか?

 

■ ズレているから

素晴らしいスローガンを掲げても、
今回の日本代表選手の様に、
一所懸命プレイをして、
チームで協力する様には
ならない理由。

その一つの理由は、
スローガンの内容と社員の気持ちに
関係性がないからです。

関係性がないというより、
社員からすると、
関係が見つけられないからです。

例えば、
「全社一丸となり目標達成!」
を掲げたとして、

社員からすると、
「全社一丸となり目標達成」
を実現した時、

社員の私はどうなるのか
がわからないからです。

「目標を達成すれば、
会社が良くなるから、

社員へも何かしらの見返りが
あることはわかるはず。
そのくらいはわかるだろう」と

社長、経営者のあなたは
もしかしたら
考えたかもしれません。

しかし、
どの様な見返りがあるのか、
それが個々の社員に
プラスになるのか、

それは社員からしてみると
わからないものです。

例えば、
目標達成するとボーナスが増える
としましょう。

それはそれで
社員は嬉しいでしょう。

しかし、それそのものを
社員が求めているとは限りません。

無理にお客様に購入させれば、
目標達成には近づくし、
目標達成はできるかもしれません。

ただし、個々の社員が
無理やりお客様に購入させて
売上をあげて
目標を達成することを
求めているわけではありません。

 

■ 手段の一つ

ラグビーでも同じことです。

”ワンチーム”というつローガンは、
高いパフォーマンスを発揮し、
試合に勝つ、ベスト8に進むための
手段の一つに過ぎません。

7か国の出身者からなる
チームだから。

それは言葉や習慣が異なる
選手の力を結集して、

プレイのパフォーマンスを高め、
チームとしてティア1という
世界トップ10の強豪国に勝つため。

単に勝つだけではなく、
憧れの存在になるために
試合に勝つということ。

憧れの存在になること
を目指していた点は、

以前の内容、
社員が自ら行動する理由:
ラグビーW杯ベスト8、本当の要因」
の中でお伝えをしています。

参照動画(下の画像をクリック)

 

「憧れの存在になるために
試合に勝つ」

これを実現するその過程で、
チームの状態を示す”ワンチーム”
のスローガンがうまくつながった
ということのでしょう。

 

■ 社員との関係性

スローガンを掲げることに
意味があるのではなく、

スローガンを掲げることは
行動内容を意識させる
手段の一つに過ぎません。

スローガンに掲げたことを
実現するための行動をする
ことによって、

関係する個々人に、
何がもたらされるのか、
ということがわかることです。

もたらされるものが、
個々人が求めることと、
つながることが必要です。

ラグビーの内容で
お伝えしましたが、

このことは、”ワンチーム”という
スローガンに限ったこと
ではありません。

目的、目標を掲げ、
自主的な行動や意欲、
やる気を引き出すためには、

掲げた内容と関係する個人との
関係性が必要です。

スローガンとして
掲げた内容を見たときに、

自分のこの部分とつながっている、
関係しているということが、
わかる必要があります。

”ワンチーム”を
あなたの会社や組織で
スローガンとして掲げたとしても、

社員個々人との関係性が
見つからないので、
何も変わりません。

”ワンチーム”にかかわらず、
他の目的や目標であっても、

例えば、
「全社一丸となって目標達成!」
であっても、

関係性が見つけられないので、
やる気や行動につながらず、
何も変わりません。

目標達成をしても、
社員の間には、疲労感と
怒られなかったという安堵感しか
生まれないのです。

どこかからスローガンを
持ってきても、

ただそれをすえただけでは、
うまくいかない理由が
ここにあります。

 

もう一点、
社員のやる気、自主的な行動
を引き出すための
ポイントがあるので、

次回はその点をあなたと共有します。

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