社員とコミュニケーションをとるには:社長の経営講座

こんにちは。

売上と社員のやる気を一度に伸ばす事を支援する
ウィズスマイル降旗(ふるはた)です。

社員とのコミュニケーション。

重要だと考える社長、
経営者の方、管理職の方は
少なくありません。

実際には
コミュニケーションを取ろうとしても
コミュニケーションがうまくできない、

あるいは、
コミュニケーションは
難しいと感じる方は少なくありません。

社員とのコミュニケーションをとるには
どうしたらよいのか、
という点を今回はあなたと共有します。

【今回の内容の動画】(動画再生時間:13分47秒)

話はできるけれど・・・

今現在でも、
社員と挨拶を交わすことは
できると思います。

社員の誰が
面白いことを言ったとか、
この間の社内の宴会は
どうだったとか、
そんな話はできると思います。

社員もその手の話なら、
気軽に社長、経営者の方、
管理職が相手でも、

多少は緊張し、
あまり変なことは
言わない様にしよう
とは考えるでしょうが、

話すこと自体を避けることは
それほどないでしょう。

しかし。

仕事が絡んだ話になると、
コミュニケーションは難しい
と感じる社長、経営者の方、
役職者の方は少なくないです。

仕事が絡むと、
どうしても指示になってしまう。
命令口調になってしまう。

あるいは、
社員が報告はしてくるけれど、
「『うまくいかなくて
 トラブっている』
なんてことばかりで、

ついつい注意をしたり、
怒ってしまい
コミュニケーションにならない」
などと感じている。

このような方が
少なくありません。

あなたもこの様なことを
感じたことが、
少なからずあるのではないでしょうか?

コミュニケーションとは何か

コニュニケーションを
図ろうとしているのに、
なぜうまくいかないのでしょうか?

まず。

コミュニケーションとは何か?です。

この点がお分かりになるでしょうか?

ネットなどで調べてみると、

社会生活を営む人間が互いに意思や感情、
思考を伝達し合うこと。
言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。

出典:コミュニケーション | goo辞書

とか、

社会生活を営む人間の間で行われる
知覚・感情・思考の伝達

出典:広辞苑第五版

などがあることがわかります。

だから。

伝えることが
コミュニケーションだ、
と考えている方が
少なくありません。

コミュニケーションが
「伝えることだ」と考えるので、
先ほどお伝えした様に、
社長、経営者のあなたが、
あるいは、役職者が、

社員に伝えたいことを
伝える機会が
コミュニケーションだと考えます。

あるいは。

社員がトラブったからと
報告してくる機会が
コミュニケーションの機会に
当てはまると考えます。

しかし。

コミュニケーションの語源は、
ラテン語のコミュニス(communis)
いわゆる「共通したもの」、

あるいは、コモン(common)
が意味する「共有物」、

コムニカチオ (communicatio)が示す
「分かちあうこと、共有すること」、

と言われています。

この語源から考えると、
コミュニケーションとは、
伝えることだけではない、
ということです。

伝えることは、
コミュニケーションの中の
一方向にしか過ぎません。

伝えた内容に対する
相手の考えや思いを
伝えた側が受け取り、
理解してはじめて、
「分かちあうこと、
 共有すること」になります。

そこまで揃って
初めてコミュニケーションが
成立したことになります。

コミュニケーションにならない

コミュニケーションとは何か、
という点がわかると、

コミュニケーションが
うまくいかない理由が
わかってくると思います。

仕事が絡んだ話の時は、
社長、経営者のあなた、
役職者のあなたが
社員に伝えたいことがあり、
話をする機会を
設けているでしょう。

あなたの伝えたいことを
話をしているでしょう。

あなたの伝えたいことを伝え、
わからせることが主目的なので、
あなたがあなたの伝えたいことを
話しているでしょう。

話し終えた後に、
「何か意見はあるかな?」と
問いかけているかもしれません。

あなたにも経験があると思いますが、
その際に、相手の社員は
どれほど自身の意見や考えを
口にするでしょうか?

多くの場合、
ほとんど意見を言わないか、

あなたの伝えた内容を
確認するための質問をするか、
程度のことだと思います。

そもそもですが、
いきなりいろいろ言われても、
それに対する考えや意見が
すぐに整理できるとも限りません。

あなたが社長、経営者、
役職者ならば、
社内の立ち位置を考えた時、
あなたが伝えた内容が
指示、命令だ、
あるいはそれに近いと
とらえらるでしょう。

指示、命令なので、
「それは対応すること、
 やることだよね」と
社員は受け取るでしょう。

社員からしてみれば、
コミュニケーションの場ではなく、
社長、経営者、役職者からの
指示、命令の伝達の機会
ととらえています。

故に、質問はするでしょうが、
意見があったとしても、
たとえ違うと思っても、
反対意見を口にすることもしません。

指示、命令の場なので、
それに対する意見や考えを
述べる必要性を感じないので、
口にすることはありません。

そもそもですが、
コミュニケーションが
成り立つ様な状況にない、
ということです。

 

納得させているだけ

社長、経営者、役職者の
あなたが伝えたいことがあれば、
伝える場面を設けるでしょう。

しかし。

あなたに伝えることがなければ、
社員と話をする機会を設けることは、
とりたたてやらないでしょう。

あなたが伝えたいことを伝える場面は、
コミュニケーションの機会というより
あなたが伝えたいことを伝え、
納得させているだけているだけです。

共有とか分かち合う
ということは
そこにはありません。

伝えたい側が
一方的に設ける場面なので、
コミュニケーションとは
程遠い状況になっています。

社員からの報告

社員から報告をしてくる時は
どうでしょうか?

そもそもですが、
社員が社長、経営者の方、
役職者に報告をしてくるのは、

ほぼ行き詰った時であり、
トラブルになったからです。

なんとか早く手を打ちたい、
対応してほしい、
という様な状況で
ほぼほぼ報告をしてきます。

社長、経営者、役職者の
あなたにとっても、
うまく進んでいると思っていたら
突然「トラブっている!」となるので、

「なんでだぁー」
「どうなってんだぁー」
という考え、気持ちが
先に立ってしまいます。

状況や原因を明らかにするのですが、
「なんでだぁー」という
怒りも少し加わり、
どうしても強い、きつい語調で
話をすることになるでしょう。

社員からしてみると
詰問されている様な状況です。

報告をしてきた社員も、
「まずいなぁ」
「まずかったなぁ」という思いと、

早くなんとかなる様にしたい、
対応してほしい、
暗黒に一途の光を見たい、
と考え焦ってもいるでしょう。

原因と対策を講じて、
早く手を打とうとします。

互いに思い、考えを共有する、
という状況とは
程遠いと言えるでしょう。

コミュニケーションの機会がない

社長、経営者、役職者のあなたが、
伝えたいことを伝える場面。

やばい状況になって
社員が報告してくる状況。

どちらも、
互いに伝え、考え、思いを
分かち合い、共有する場面としては、
適しているとは言い難いです。

トラブった以外の状況で、
社員が何かを相談にくれば、
コミュニケーションの機会、
場面を作り出すことが
できるかもしれません。

しかし。

社員が日頃から、
社長、経営者とは言わないまでも、
役職者に話をしにくるか、
というとどうでしょうか?

まずその様なことは
ないと思いますが、いかがですか?

あなたから作り出す

互いの考え、思いを伝え、
共有するにはどの様に
話をするのか、
応対をするのか、
などという以前に、

そもそも、
互いの考え、思いを伝え共有する
コミュニケーションの場が
今現在、ありません。

ただし。

コミュニケーションの機会がない、
のではなく、
コミュニケーションの機会を
社長、経営者、役職者が
意図して作り出していないだけです。

あなたはすでに
お気づきだと思います。

社長、経営者、役職者のあなたから、
伝えたいことがない時に、
社員に声をかけて、
コミュニケーションの機会を
設ければ良いだけです。

日程を調整して、
コミュニケーションの場を
設けることも良いでしょう。

重要なことは、
社長、経営者、役職者のあなたが
社員から声をかけてくるのを待つ
のではなく、

あなたから声をかけて、
コミュニケーションの機会を
作り出します。

社員が機会を作ってくれるのを
待っているのではありません。

あなたが機会を作ります。

キャンセルしない

そして、あなたの都合で、
その機会をすっぽかさないことです。

実際にスケジュールを
組んでおきながら、
来客が来たとか、
忙しくなったなどと理由をつけて、

日程を突然キャンセルするとか、
すっぽかす方もいらっしゃいます。

わからなくはありませんが、
あなたにとって何が重要なのか、
という観点を露呈しています。

社員とのコミュニケーションは
大事だと口にしながら、
実際にはそれほどには思っていない、
ということを表していると
社員はすぐに感じ取ります。

コミュニケーションの機会を設けながら
”すっぽかす”、
”簡単にキャンセルする”ことを
おこなうと、
社員からの信頼を失います。

コミュニケーションの機会を
次に設けても、

格好付けだよね、
形だけだよね、
と考えて、社員は受け流します。

コミュニケーションの機会を設けても、
ほとんど意味はなくなります。

コミュニケーションを取ろう
と考えるならば、

社長、経営者、役職者のあなたから
コミュニケーションの機会を
設ける必要があります。

その機会は、
あなたが伝えたいことが
あるからではなく、

互いの考えを伝え、
共有するために行います。

さらに。

コミュニケーションの機会を、
社長、経営者、役職者から
設けたとしても、

実際の運営、実施に際しては、
注意が必要だということです。

コミュニケーションの機会を
実際に設けたとして、
どのようにその場を使うのか。

互いの考えを伝え、
共有するためにどうするのか。

その点を
次回あなたと共有します。

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